
岸江 治次 マクロビオティックアドバイザー お客様コンサルティングセクション マクロビ業界に30年以上の達人

矢田 香織
プレマスタッフ
マクロビオティック勉強中。一児の母
矢田 ずっと少食だった娘が、中学2年生になって驚くほどよく食べるようになったんです。食べるのはいいのですが、「お腹空いた」ばかり言って家にあるおやつを勝手に食べるので、なにを置いておいたらいいのかなぁと。そもそも間食って必要なんですかね?
岸江 なるほど。確かに子どもが小さいときってそんなに食べないし食費もかからないけど、中学生くらいになるとすごく食べるようになるよね。特に男の子とか。
矢田 そうなんです。ちょっとびっくりしてます。あんなに食べない子だったのにって。
岸江 食べ盛りだからね。成長期の子どもは新陳代謝が良くなるから、お腹は空くものです。だから、食べること自体はいいんですよね。でも、そこでなにを食べさせるかということですよね。
矢田 はい。やっぱりスナック菓子ばかりになるのはどうかなぁと。
岸江 「おやつ」という言葉は、江戸時代から使われていてね。江戸時代は1日2食が基本だから、やっぱりお腹が空くので、午後2時から4時ごろに間食をしてたんですよ。当時はその時間を「八つ時」と呼んでいて、そこから「おやつ」と言うようになったようです。
矢田 へぇ~!
岸江 だから、おやつといえば、「お菓子」というイメージがあるけど、そうじゃないんですよ。あくまで間食で、食事の一環というか。
矢田 ああ、確かに! 甘くないとダメだということはないですもんね。
岸江 そうそう。むしろ甘いものはあまり食べないほうがいいね。健康的な栄養バランスの指標でPFCバランス(P:たんぱく質・F:脂質・C:炭水化物)というのがあって、1日の食事のなかで炭水化物を5割以上摂るのが健康にいいといわれてるんだ。間食も1日の食事量に含めるから、おやつにも炭水化物を摂るのがおすすめですね。
矢田 おにぎりとか芋とか、お菓子だったらあられとかですかね。
岸江 うん。炭水化物はエネルギー源としてもすごくいいからね。あと、フルーツとか、とうもろこしもいいよ。
矢田 たとえば、小麦でもいいんですか?
岸江 もちろん。パンとか麺類でもOK。小さいお碗でうどんとかそうめんを出してやるとかね。
矢田 ふうむ。子どもが小さいころはある程度こちらがコントロールできたのですが、大きくなってくるとそうもいかなくなってきますよね。自分でお菓子を買ってくるときもあって……なかなか難しいんですよね。
岸江 それはあるよね。でも、やっぱりマクロビオティックでいう主食の概念はすごく大事でね。穀物を中心に置いておくと、ほかの栄養バランスはあまり厳密に考えなくても大丈夫だから、できる限りそのように考えてあげるのがいいんじゃないかな。
矢田 たしかに、炭水化物って考えたときに、私のなかで可能性は広がりました!
岸江 うん。おやつというと、嗜好品ではなく、あくまで間食です。「お菓子じゃない」「甘くないから食べたくない」と言うなら食べなくてもいいんですよ。
矢田 そうですね。間食は食事の一部ということを念頭において、おやつを考え直してみたいと思います!