9月のなかばを過ぎたころから
京都では涼しく過ごせる日が増え、
秋の訪れを感じています。
涼しいのはうれしいのですが、
子どものころのひどいアトピーを経て
今も乾燥肌に悩まされている私にとって
夏から秋に向けての
季節の変わり目は、毎年鬼門です。
秋の声を聞くと同時に
肌の水分量がみるみるうちに減っていくのが
手ざわりでわかるのです。
そして、すぐに肌がカサついてきて
粉が吹いてしまったり、
ひどいときには皮がめくれたようになって
赤みを帯び、かゆくなったり
してしまうことも……。
そうなってしまうと
もうスキンケアだけでは追いつかず
皮膚科に通院して
保湿剤を処方してもらい、
ステロイドを使用しなければ
どうにもならないこともありました。
さすがにこのようなことを
何年も繰り返しているうちに
普段の保湿がいかに大切かを知り、
いろんなものを試しました。
一般的に保湿といえば
オイルやクリームですが、
重いつけごこちのものが苦手で
特にオイルは、何をつけても
私の肌にはなじみにくく、
なじまないからますますかゆくなる。
だから敬遠していました。
そんな私に
ある日、出逢いは突然訪れました。
オフィスのデスクにそっと置かれた
「ブランドリップ」。
正直いうと、
スキンケア「オイル」という時点で
まったく期待していませんでした。
でも、サンプルをいただいたので
せっかくだから試してみようと
手のひらに出してみた瞬間、
芳醇なダマスクローズの香りが
鼻腔を心地よくくすぐり、思わず深呼吸。
「あ、これ好きかも。」
直感でそう思いました。
ちょうど花粉症で鼻をかみすぎてしまい
鼻の下がカサカサしていたので
そこにちょんちょんと塗ってみると
香りも相まって、なんだかすごくいい。
おそるおそる顔にもつけてみて驚きました。
嫌なベタつきが全然なくて
肌にするするとなじむのです。
食品素材100%でつくられているから?
米ぬかの力?
それはわかりませんが、
今まで試してきたオイルが嘘みたい。
オイルではなく、まるで化粧水のよう。
この出逢いは、まさしく一期一会。
ブランドリップは、
私のオイルに対する嫌悪感を
一瞬で払拭してくれました。
今では、
超乾燥肌に悩む私の強い味方です。