ウンコの話からちょっと逸れますが、ウンコに負けないぐらい臭い柿渋のお話を。
柿渋は渋柿の搾り汁を5~10年発酵させたもので、ポリフェノールを豊富に含む日本古来の健康飲料です。
昔の漢方の煎じ薬と同じように、身体が要求していれば飲めるのに、要求していなければ臭くて不味くて飲めないという、飲み時とやめ時がわかりやすい優れもの。
入院生活では、一人部屋であればともかく、相部屋の場合は入院患者や見舞客がいろいろな菌を病室に持ち込みますので必需品なのです。
今回2回の入院生活でも、ひどい風邪引きさんと何回も同室になりました。
カーテン1枚隔てて数十センチの至近距離の場合もあり、一日中ゴホンゴホンとやられたら移るに決まっていますが、かかったかな?という時にすかさず柿渋を10㏄ぐらい一気飲みするのです。
すると、数時間後にはスーッと治まってしまいます。
おかげで通算4か月近い入院生活中、体調を崩したことは一度もありませんでした。
普段は想像しただけで吐きそうになるぐらい大っ嫌いなのに、具合が悪くなると飲めてしまうのが不思議です。
そういえば、11月4日、5日に神奈川で開催された「ベジ&フォークマーケット」に出店したのですが、30代ぐらいの女性がつかつかとやってきて、いきなり「柿渋、買います!」と1本買おうとするので訳を聞くと、10月1日に出店した「東京ビーガングルメ祭り」で試飲したところ、絶不調だったのに翌朝スッキリ起きられて好調になったとのことでした。
以前にも、代々木公園の「アースデイマーケット」で試飲された九州の女性から電話で「あれから調子がいいんです。どこで買えますか?」と問い合わせがありました。
一度試飲しただけでしばらく調子がよくなったとのお話はたくさん聞いています。
完全に腐りきっているので(笑)賞味期限がなく、一家に一本オススメです。