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裏話編

衛生パスポートが始まった:コロナウイルスをめぐるフランス諸事情

投稿日: 2021年7月17日 更新日:

プレマシャンティ開発チーム 横山です。

4月末にパートナーが暮らすフランスに入国して以降、
共和国での生活が続いています。

コロナウイルスをめぐる諸事情と、今後のフランスの衛生環境に対して、
こちらでは12日に、マクロン大統領が声明をだしました。

COVID-19を、これから先、フランス国家がどのように扱っていくのか
方針を定めたので、国民に共有するという趣旨でした。

以下 在フランス日本大使館からの連絡の抜粋です。

衛生パスポート(pass sanitaire)の適用範囲拡大
(1)7月21日以降、50名以上が集まる娯楽及び文化施設で、12歳以上の者に対し、ワクチン接種証明か陰性証明の提示が求められる。
(2)関連法案が採択され次第、つまり8月上旬以降に、カフェ、レストラン、大型商業施設、病院、高齢者施設、医療社会施設や、長距離移動の航空機、列車、バスにおいて、顧客・利用者・職員にかかわらず、ワクチン接種証明か陰性証明の提示が求められる。
(3)感染状況次第では更に適用範囲を拡大する可能性も排除されない。
PCR検査の有料化
秋以降に、処方箋なしでのPCR検査を有料化する。
これは、複数回の検査の推奨よりもワクチン接種を推奨するためである。

衛生パスポートを含むこれらの決定事項は、8月上旬以降、国籍を問わず、フランスに入国する人にも適用されます。
美術館に行きたい、飛行機で移動したい、展示会に行きたいとなると、ワクチン接種をするか、有料のPCR検査を2-3日ごとに受ける必要があります。

学校も、ワクチン接種義務化の対象です。
新学期である9月には、12歳以上、つまり中学生以上は全員、ワクチン接種が必須になります。
声明によると、この夏は、学生に接種を求めるワクチンキャンペーンが実施されます。
また1-2月にすでに接種を終えている人たちに対しても、再接種を呼びかけています。

医療関係者と60歳以上の高齢者と関わる職業・立場にあるもの(ボランティアなど)は、
接種義務の対象者です。
接種が「義務化」された以上、「義務」に従わない場合は処罰が伴います。
つまり、接種義務対象の職業・立場にあるものは、期日までに接種を完了しない限りは、
処罰、つまり「違反金」を取られると決まりました。

もちろん、義務があれば権利もあります。
医療関係者であろうと、接種を拒否する権利を有し、権利を行使する場合は離職・休職を求められるのが現状です。

接種を義務化された職業・立場にはない一般国民に対しては、
依然、完全義務化ではありません。

ワクチン接種を拒む権利を要しています。
ただ国家の方針には従わない、あるいは従えないという意思表示と受け止められる以上
生活のなかでの不便を強いられるのは当然と「法的には」されてしまいます。

 

翻訳には入っていませんが、大統領演説は、現地では大型のスーパーなども含むように解釈されています。おそらく今後、ホテルも含まれるのではないかとの予測も出ています。

フランスでは、衛生パスポートの導入も、かなり協議されていました。
協議されていましたが、方向性は定まっていたので、導入が決まってからはなし崩しに物事が定まっています。
そして12日の大統領声明で、「結果的に」ワクチン接種を義務化する方向にベクトルを向けました。

衛生パスポートには、PCR検査とワクチン接種のみが明記され、
免疫・抗体の項目がありません。
つまり、一度コロナウイルスに罹患・発症し、回復したひとであっても、
経験はカウントされないということです。

また国境以外では、写真付き身分証と照らし合わせ、身分を確かめるプロセスがないので、
接種証明や衛生パスポートを携帯しているのが本人かどうか?は確認しません。

 

街の声は賛否両論のようですが、さて、これでストやプロテストが起きるか?
これからの状況を俯瞰したいなと思います。

大統領選挙を来年に控え、国内・国外政治に対する議論も盛んになる中、
ヨーロピアンユニオン(EU)の主幹国家として、またフランス自由国家として
何をどう考え、方針を定めていくか、国民の注意が集まっている時期だけに、
COVID-19をめぐるこの2年弱のやり取りは、ある意味、政治生命に
少なからず影響を与えているように思います。

すなわち、フランスの方針が定まりました。

この記事を書いた人

プレマシャンティ開発担当。料理人
横山奈保 (よこやま なほ)

日本生まれ、海外育ち。
肉体の極限を追い求める競技者として育ち、肉体と食、食と精神、精神と肉体の関係を知る。現プレマシャンティのお母さん。突き詰め出したら止まらない、研究者気質でマニアックな料理人。

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執筆者紹介

中川信男

中川信男 (なかがわ のぶお)

京都市生まれ。
20代は山や武道、インドや東南アジア諸国で修行。3人の介護、5人の子育てを通じ、東西の自然療法に親しむ。 ただし、最新科学と医学の進化も否定せず、太古の叡智と近現代の知見、技術革新のバランスの取れた融合を目指す。
1999年プレマ事務所設立、現プレマ株式会社 代表取締役。
2018、2019、2020年イタリアジェラート協会開催の世界大会で3年連続入賞。
宅地建物取引士。健康不動産株式会社 代表取締役。電磁波環境測定士協会理事。
趣味はマリンスポーツ。脳内は基本、海か湖のことを考えている。

花井良平

花井良平 (はないりょうへい)

学生時代からマクロビオティックを始め、オーサワジャパンにて27年間勤務し、同社社長を歴任。その後、海の精企画部長。現在陰陽ライフ代表取締役

横山奈保

横山奈保 (よこやま なほ)

プレマシャンティのお母さん。突き詰め出したら止まらない、研究者気質でマニアックな料理人。

岸江治次

岸江治次 (きしえ はるつぐ)

20代に桜沢思想に出会いマクロビオティックを始め、新卒でムソー株式会社入社、及び、正食協会にて30年間勤務。現在プレマ株式会社執行役員

久野真希子

久野真希子 (くの まきこ)

2010年入社。海外事業担当。「フォーリア」や「コトー・ナンテ」などさまざまな輸入品の取り扱いにはじまり、海外での事業展開を進めています。

山口勝弘

山口勝弘 (やまぐちかつひろ)

1955年 大阪市生まれ。 アルファウェーブ開発者。

寺嶋康浩

寺嶋康浩 (てらしま やすひろ)

電磁波環境測定士協会理事長。電磁波対策だけしかしない第二種電気工事士。関西大学工学部卒。
広告制作や宣伝に携わる傍、身体、心、食事、運動4つの面から健康をサポートする
ポラリティセラピーやクラニオセイクラル(頭蓋仙骨療法)を学ぶ。2011年、父の死を機にボディワーカーに転身。全国で述べ1,000人以上の身体と向き合いセルフケアを提供している。趣味は山登り、古武術、ダンス。

山崎美穂

山崎美穂 (やまさき みほ)

「仕事と家庭を両立しながら頑張っています!」プレマ株式会社プロモーションセクション プロモーター

上ヶ谷友理

上ヶ谷友理 (うえがたに ゆり)

娘たちは2人とも生まれつき卵・牛乳アレルギー&アトピーで、小さいころは食べるものや日々の生活に四苦八苦していました。これからは自分自身の健康も意識しながら、前向きに笑顔で過ごしていきたいです!

城島淳子

城島淳子 (じょうじま じゅんこ)

自然療法や波動医学を実践。解熱剤や抗生剤等を使わず3人の息子を育てている。九州在住でご当地商品の開発担当。

西村初美

西村初美 (にしむらはつみ)

京都生まれの京都育ち。2013年よりプレマ勤務。普段はおっとり型なのに、考えるより先に見切り発車で行動してしまい後から困ることも多々。犬と小学生との二人と一匹暮らし。

内田光香

内田光香 (うちだ みか)

編集職を経て、2021年入社。生まれた時から数多くの土地で暮らし、各国を旅した経験から、そこだけの「人・もの・文化」の魅力を伝えるのがライフワーク。
おいしいヴィーガン料理を愛する食いしん坊。野菜ぎらいな小学生の娘と二人暮らし。

峰村東子

峰村東子 (みねむら はるこ)

発酵などの実験・体験が好きなみそソムリエ。家にある発酵中の瓶は数知れず。 まれに個人で調味料作りのワークショップ開催。週末は卓球に勤しむ2児の母。プレマ株式会社 東京在住スタッフ。

堂尻友子

堂尻友子 (どうじり ゆうこ)

自然への畏敬の念と自然食品への関心を深める。システム管理会社勤務を経て、現在2児の母。プレマシャンティのデータ&家電担当。

望月索

望月索 (もちづき さく)

人一倍不摂生な出版仕事人が37 歳、40 歳、44 歳で出産、育児の経験も積み、健やかな暮らしについて学び合う協会の設立メンバーに。編集、ライター、一般社団法人日本マクロヘルス協会理事。

松本春菜

松本春菜 (まつもとはるな)

ジェンダーフリーの長男と、ラガーマンの次男を育てる2児のシングルマザー。子どもたちも大きくなり、子育てに余裕が出てきたのでいろいろなことに興味津々。