昨年1月~4月の一回目の入院中にFacebookに投稿したお役立ち情報です。
栄養士さんに相談しよう!
救急搬送された病院で人生初の病院食を経験し、肉がやたらと多かったので栄養士さんにお願いして肉をやめていただくと、今度は塩鮭の焼いたのがほぼ毎食出るようになったので魚もやめていただきました。
朝食は袋入りの食パンと牛乳が出てきたので、朝食は抜いて家から陰陽ライフの「玄米葛粥」と「小豆入り玄米葛粥」を持ち込みました。
持ち込みの可否は栄養士さんではなく、看護師さんに聞いて許可をいただきました。
学校給食同様、昔と違って強制的にみんなと同じものを食べさせるのではなく、アレルギー等、個別に対応する体制ができているようですね。
転院先の病院では初日に栄養士さんとお話しし、肉、魚、乳製品、スイーツ、缶詰めの果物などを抜いてほしいとお願いしたところ、すんなりと受け入れていただきました。
ただ、特別に作るのではなく、決められたメニューから上記のものを抜いて調理することが多いようなので、味のバランスが崩れ、美味しさは半減しますが、食にこだわりのある方は、遠慮なく栄養士さんに相談しましょう。
嫌なものを食べ続けることは身体に悪いだけでなく、ストレスにもなりますので、遠慮は禁物です。
塩分は身体の要求どおりに摂ろう!
初めての病院食、一品一品の味付けはそれほど減塩ではないのですが、一日の総塩分量を減らしているようで、身体は塩分を要求しました。
減塩派ではありませんので身体が要求するだけ塩分を摂りました。
おかげで体力を保つことができたし、傷口が化膿せずにすみました。
塩をそのまま摂っては喉が渇くだけなので、含塩調味料や含塩フリカケを積極的に摂りました。
ご飯が白米だったので、鉄火味噌や胡麻塩、紫蘇のフリカケ(ゆかり)、ワカメフリカケなどを常備して、好きなだけかけていただきました。
特に鉄火味噌は入院当初から退院時まで、飽きることなく毎食たっぷりかけていただきました。
ご飯にかけるほか、味噌汁に入れて味噌味を濃くすることもできて便利です。
また、味噌汁がない時は熱湯で溶いてインスタント味噌汁もできます。
ワカメフリカケを熱湯で溶けばワカメスープになります。
看護師さんからは変わり者に見られるかもしれませんが、持ち込みの許可をもらい、遠慮することなく、好きなものを持ち込んで、好きなだけ摂って、塩抜けにならないようにしましょう。
自己望診で体調管理
毎朝、鏡を見られる環境にあれば、ぜひ自己望診して体調管理に役立てましょう。
いつもと比べて何が違うかを見ることにより、今の食事が身体に合っているかどうかを診断することができます。
一番わかりやすいのは黒目の位置。
いつもと比べて真ん中に寄っていれば陽性過多、離れていれば陰性過多です。
入院中に野草料理のいただきものが重なってしまった時があったのですが、野草というのは陽性が強い代わりに陰性も強く、食べ過ぎたせいか黒目が離れて一時的に陰性気味になったことがありました。
次にアッカンベーした時の下まぶたの裏の色。
血行が良ければ赤く、貧血気味であれば白っぽくなります。
あとは上下の唇の厚さや荒れ、シワも変わりやすいので見てみましょう。
上唇は胃、下唇は腸を表しています。
身体が求めているものを食べていればバランスは取れますが、頭で判断して食べてしまうこともありますので、望診が役に立ちます。
万一、寝たきりオムツ生活になったら → 羞恥心を捨てること!
骨折して寝たきりになると当然オムツ生活になります。
初めての場合、とてもショックです。
生理的に出しづらいということもありますが、恥ずかしくてなかなか出せません。
小はともかく大は・・・
でも、我慢していると糞詰まりになって、出そうとしても出なくなります。
苦しんだ挙句にエアーウンコが出ることもあります。
朝、目が覚めると、きょうは出るだろうかと一日が憂鬱になります。
浣腸してもダメ。
最後はベテラン看護師さんが指で掻き出してくれますが、とにかく痛い!
そうならないようにするためには、寝たきりになった時点で羞恥心を捨てること。
これに尽きます。