メインは肉団子!
ふだん食べ慣れないこのようなものを毎日食べていては、来たるべき手術や術後の快復に悪影響を及ぼす可能性が高いので、また栄養士さんを呼んで、肉と肉の加工品を抜いてもらえるようにお願いしたところ、すんなりと受け入れていただけました。
昔と違ってアレルギーの問題があるので、学校給食と同じように病院食も強制はしないようですね。
身体にいいか悪いか、合うか合わないかは関係なく、患者の意向に沿ってもらえるみたいです。
人工股関節を入れる手術が前提のせいか、足は添え木もせずに折れたままで、ちょっとでも動かそうものなら激痛が走り、寝返りを打つこともできません。
エコーやCT、レントゲン検査の際にベッドからストレッチャーに移される時や、レントゲンでポーズを取らされる時は激痛のあまり大声を上げてしまいます。
輸血用に自己血を400cc採血した後、栄養補充のため、これまた生まれて初めての点滴を経験。
オシッコはカテーテルなので尿意に関係なく垂れ流しで、常に中途半端な残尿感があります。
そんな痛くて辛い入院生活の中で唯一の楽しみは食事(笑)。
何が出てくるか楽しみにしていた初日の晩御飯は、肉は抜いてあったものの塩鮭がデーンとメインで登場しました。
塩鮭は肉でも肉の加工品でもないので、栄養士さんは間違っていません。
ふだんは晩酌をするので魚はいただきますが、入院生活ではお酒が飲めないし、体質向上のためには魚も要らないなぁと、翌日またまた栄養士さんにお願いして魚も抜いていただくことにしました。
これで3回目のお願いなので、栄養士さんもそろそろ「ワガママな患者だなぁ」といった表情になってきました(ように見えました)。
すると、翌日からは肉も魚も出ない代わりに、オムレツがメインで出るようになりました。
う~ん、小出しにせず、「動物性は一切要らない!」とハッキリ言えばよかったか・・・。