手術前に看護師さんに糞詰まりのウンコを指で掻き出していただいたおかげで手術後はちょっといきむだけで痛みなくスルスルっと出るようになり、ほぼ20日ぶりで地獄のような苦しみ(笑)から解放されました。
家から陰陽ライフの「玄米三五八漬けの素」で漬けた浅漬けを持ってきてもらい、毎食いただいていたせいか、大量にいいウンコが出るようになりました。
三五八漬けは山形や会津地方の伝統的な漬け物で、
・4、5日捨て漬けすれば本漬けができるようになり
・糠床のように混ぜる必要がなく
・冷蔵庫に入れっぱなしで食べたい時に漬ければよく
・野菜からエキスが出るので塩麹より旨味があり
・野菜から水分が出て塩分が下がるのでまろやかに漬かり
・塩分を低めにすれば食べ頃が長くなり
・水っぽくなったらスプーンで上澄みをすくって調味料として使え
・塩分が下がり過ぎたら塩を補充することと、床が減ったら“素”を足せばずーっと使える
と、いいことずくめ。
花井家の三五八床は2012年の秋に仕込んだもので、もう5年も経っていますが、冷蔵庫の中でもブクブクブクブクと元気よく発酵を続けています。
オムツを交換していただく時、看護師さんから「固からず、柔らかからず、調度いいウンコですよ」と何度も誉められましたが、加熱殺菌しない活きている漬け物が腸内環境をよくするのでしょうね。(画像は大根の三五八漬け)
手術の翌日からリハビリが始まりましたが、折れた左足は骨がくっつくまでの一か月間は床につけられないため、まずは右足だけのリハビリです。
看護師さんに車椅子でリハビリ室に連れて行っていただくのですが、寝たきりが長かったので楽しく充実した時間です。
術後一週間で車椅子でトイレに行けるようになり、救急搬送されて以来、約一か月ぶりで重力に逆らわずにウンコを出すことができた時は本当に感激しました。
前にも書きましたが、生まれて初めての寝たきりオムツ生活でウンコが出ないことに焦り、早く出そうとして浣腸したり無理にいきんだのが失敗でした。
二回目の入院の時は、この教訓を生かして出るまで待ちましたので何の苦労もありませんでしたが、一回目の時はわかりませんでした。
画像はある日の昼食ですが、蛋白質は欠かせないようで、毎食メインディッシュは豆腐か厚揚げ、高野豆腐です。
幸い化学調味料や砂糖の味がほとんどしないので、後味サッパリ、毎日おいしくいただきました。
傷口の消毒の時に毎回主治医の先生に確認するのですが、一度も化膿することはありませんでした。
肉、魚、甘いものなど、化膿しやすくなる食べ物をお断りしていることと、朝食に陰陽ライフの「玄米葛粥」「小豆入り玄米葛粥」をいただいていたのがよかったようです。
ところで、入院生活は退屈というイメージがありましたが、暇さえあれば眠ってしまうので、まったく退屈することはありません。
新聞は読みましたが、テレビは見ませんでした。