暑い夏や残暑厳しい季節に、”お酢”を使って食生活にちょっとした工夫はいかがでしょう。
昔からお酢は、カラダにいい食材として知られています。
最近では、お酢に含まれるさまざまな微量栄養素の有益性、それがどのように私たちのカラダに働きかけるのか、多くの研究や実験がなされています。
その結果、大さじ一杯のお酢が血圧や血中の脂質に働きかけたり、食事とともに摂取するお酢が食後の血糖値の上昇を穏やかにしたりするとの結果も報告されているようです。
さらに、食事とともにお酢を摂取すると、カルシウムの吸収率をアップさせるとか。
なによりも夏の暑さに疲れた身体には、疲労回復を助けてくれる嬉しい効果も。
お料理やサワードリンクに、日常的に取り入れて元気に秋を迎えましょう。
米だけで仕込んだ純米酢、トウモロコシなどの穀物をあわせた穀物酢、リンゴやブドウなどから作る果実酢など。
ひと口にお酢といってもその種類は様々ですが、選び抜いた原料からつくった昔ながらの「醸造酢」を選びましょう。
醸造酢には有機酸がたっぷり含まれており、旨味や香りも豊かです。
なかでも有機りんご酢は、有機りんご果汁のみを使用し、カメで静置発酵させた爽やかなりんごの香りの醸造酢。
フルーティな風味がはちみつなどの甘味ともよく合い、サワードリンクとしても飲みやすいお酢です。
もちろん、ドレッシングや和え物、煮物にと普段のお料理にもお使い頂けます。
お肉を使った煮物では、臭みを取り肉質を柔らかにする効果も。
健康のために毎日一杯という取り方もひとつですが、お酢を料理などにふんだんに取り入れる食習慣もまた大切です。
醸造酢は手間がかかるため高価ですが、より安価な「合成酢」は遺伝子組換の作物が原料である可能性も示唆されています。
お酢を選ぶときは原料をよく確認しましょう。