前々回にお話ししたとおり、玄米ご飯とゴマ塩だけの七号食を始めて3日目に右目が霞んで見えなくなり、正食医学の第一人者である大森英桜先生の指導により野菜スープを飲んで、すぐに改善したのですが、七号食をやめた翌日、大学の音楽サークルの飲み会でお酒を飲んで魚を一切れ口にしたところ、翌朝、全身に発疹ができました。
生まれつきアレルギーは何もなく、発疹なんて無縁だったのに赤いポツポツが全身に現れたのです。
痒くはなかったのですが、身体中にポツポツ・・・それはそれは衝撃的な事件でした。
血液がきれいになったところに、いきなりお酒と魚を入れたので、身体がビックリして反応したのですね。
締め過ぎて目が見えなくなったり、お酒で緩めて魚をほんの一切れ食べただけで全身に発疹ができたり、身体が食べ物でできていることを嫌というほど体感させられました。
発疹はすぐに消えましたが、以来、あまり極端なことはしないようにしています。
桜沢里真先生の「マクロビオティック料理」にも、「七号食実行の心得」として、
『七号食を始める時はなるべく指導者の指示を受けつつ実行なさることが一番安全です』
と書かれています。
体験としては面白いですが、七号食よりも玄米ご飯と味噌汁におかずを一品添えた五号食ぐらいにして、よく噛んで少食にするほうが安全で続けやすく、おすすめです。