今年は梅雨明けが遅くて涼しい日が続いていたのですが、梅雨が明けた途端に連日の猛暑で身体がついて行かず、早くも夏バテ気味です。
昨年、関東地方では平年より20日以上も早く6月下旬に梅雨が明け、7月初めからじわじわと暑くなったので身体は楽だったと記憶していますが、今年は急に暑くなったせいか、なかなか適応できず、毎日異常に汗をかいています。
デスクワークの日なんて、一日に何度汗びっしょりになったシャツを着替えていることか!?
多い日は5回以上着替えています。
でも、冷房はつけず、常温派です。
テレビのニュースでは「こまめに水分や塩分を補給し、適切に冷房を使って熱中症を予防しましょう」と繰り返していますが、水分や塩分は摂っても冷房は使いません。
なぜ冷房を使わないのか … それは、大汗をかいた後の晩酌のビールが楽しみだからです(笑)。
正にビールが五臓六腑にしみわたるのです。
というのは半分冗談ですが、汗腺が開いて大汗かいていると、生物は環境によって生かされているという身土不二の原則を実感できて、大自然との一体感に浸ることができるのです。
食べるものも、自然に旬の野菜を欲するようになり、トマトやキュウリなどの夏野菜で文字通りクールダウンしています。
ところが、外出して冷房の効いた電車や建物にしばらくいると、せっかく開いた汗腺が閉じてしまい、出たり入ったりを繰り返すと汗腺がなかなか開かなくなってしまうのです。
電車に乗る時は、できるだけ弱冷房車に乗るようにしているのですが、弱冷房車といってもせいぜい2、3℃しか違わないので、いっそのこと無冷房車がほしいぐらいです。
そういえば、昭和30年代の子供の頃、まだ冷房は普及しておらず、冷房があるのは銀行と百貨店だけ。
用もないのに友達と涼みに行ったこともありましたが、当時は常温生活が当たり前でしたので、特に欲しくもありませんでした。
太古の昔から、生物は環境と調和して生きてきたのに、冷房によって環境を乱すようになってしまいました。
近年、小中学校でエアコンの設置率が増えていますが、汗腺が閉じて汗をかけなくなった子供の将来を憂います。