3月22日にお母さん犬のワコが15歳で亡くなり、本日27日、後を追うようにお父さん犬のパプが17歳で亡くなりました。
ワコはチワワ、パプはマルチーズとトイプードルのミックス犬です。
共に生後数か月で花井家にやってきて、ワコは4匹の子犬を産んで母乳で育て、3匹は親戚等にもらわれ、息子犬のテンが残りました。
パプとワコはいわゆる犬の臭いがありましたが、この家で生まれて母乳で育ったテンはまったく犬臭くありません。
むしろ、ずーっと嗅いでいたくなるようないい香りがするのです。
みんな室内犬なのですが、犬って病気をするの?というぐらいいたって健康でした。
なのでこの10数年、動物病院のお世話になったことがありません。
パプとテンは散歩好きで、ほぼ毎朝、近所を散歩しましたが、ワコは散歩嫌いで大食いだったため、ちょっとメタボな体形になってしまいました。
犬には人間の食べ物を与えないほうがいいといわれていますが、絶対ダメらしいネギ類を避ける以外は、毎日、人間と同じものを食べさせました。
肉や魚、卵等の動物性食品だけでなく、野菜や果物も大好きで、特に老犬のパプはご飯と一緒にかんで与えると、なんでもよく食べました。
ご飯だけでなく、玄米餅や天然酵母パン、蕎麦も大好きでした。
無添加のドッグフードも食べますが、人間が食べているもののほうが美味しそうに見えるのか、いつも一緒に食卓をかこんで(笑)同じものを食べました。
今回、パプもワコも、たまたまみんなが家にいる日の昼飯時をねらって、家族に看取られながら、ほとんど苦しまずに安らかに息を引き取りました。
たった6日間で両親を亡くし、一人ぼっちになってしまった息子犬のテンが、寂しそうに、いつもと違う場所で寝ています。