プレマシャンティ開発チームの花井です。
昭和54年に24歳でオーサワジャパンに入社し、なぜか翌年から商品開発の担当になりました。
学生時代にマクロビオティックに出会って、日本CI協会で桜沢里真先生から食養料理を、大森英桜先生からは正食医学を勉強させていただきましたが、食品について詳しく勉強したことは一度もありませんでした。
なのに、入社2年目でいきなり商品開発担当になり、11月にお二方の先輩と会社の車に寝袋や圧力鍋を積み込んで、岩手県宮古市にある自然食品店だけを便りに出張に出かけました。(圧力鍋は一度も使いませんでしたが、寝袋は合気道の道場に泊めていただいた時に使いました)
そこから、紹介、紹介、紹介で、秋田、青森、宮城、山形、福島と、13日間も回ったのでした。
先輩方の食へのこだわりを間近で見ることができて、とても勉強になりました。
その後、全国を好き勝手に回らせていただくようになり、埋もれている商品を発掘したり、特注で商品を作っていただいたりと、商品開発にどっぷりと浸かってしまったのです。
多い時は、一週間ぐらいの出張を毎月繰り返していました。
個人の生産者や小企業が多かったので、ホテルに泊まることは滅多になく、ご厚意で生産者の家に泊めていただくことが増え、特に東北ではホテルに一泊もせずに回ることができるようになりました。
良くも悪くも何でも一番が好きな性格なので(笑)、日本で一番安全で美味しいものを目指して開発しました。
添加物や旨味調味料を使わない昔ながらの素朴な原材料だけの自然食品で「一番」を目指すのは実は簡単なことなのです。
むしろ、添加物や旨味調味料をいろいろ組み合わせて商品化できる専門家は尊敬してしまいます。
そんなこんなで、オーサワジャパン時代や海の精時代に商品開発を経験させていただきましたが、取り扱い継続の可否が売れ行きに左右されるのが嫌だということもあって、2010年に誰にも邪魔されずに好きな商品を開発したい!と一人会社の陰陽ライフを起業したのです。
幸い、プレマシャンティの開発チームにも入れていただきましたので、趣味と実益を兼ねて食品の展示会を視察したり、イベントに出店したりしています。
2月、3月は特に展示会ラッシュで、月に2回出店しているマルシェも含めて、展示会漬けの楽しい日々を満喫しています。
プレマシャンティ向けの商品も種々提案させていただきますので、乞うご期待!