このブログを書いているのは7月31日。
明日から8月だというのにまだ梅雨が明けず、千葉県柏市はきょうも雨が降ったりやんだり。
平年より3日遅れて6月11日に梅雨入りした関東地方の梅雨明けは、平年では7月21日頃なので、10日以上遅れています。
7月は台風の発生もなく、1951年の観測開始以来、初めてのことのようです。
湿度も高く、身体もジメジメして、体調が優れない方も多いのではないでしょうか?
真偽の程は定かではありませんが、その昔、腎臓病になったらカリフォルニアに行けば治るという話をマクロビオティックの仲間から聞いたことがあります。
確かに、湿度が高いと汗をかきにくくなり、体内の水分や塩分のバランスが崩れやすくなってしまいます。
腎臓は老廃物を濾過して水分や塩分の調整をしますので、高温多湿の日本にいるよりも、湿度が低く爽やかな気候のカリフォルニアに行ったほうが腎機能が高まる可能性は大いにあるでしょう。
そうはいっても、なかなかカリフォルニアには行けません。
ではどうするか・・・?
ありきたりではありますが、早寝早起きの規則正しい生活と適度な運動、身土不二の原則に基づいた旬の食材を摂ることと適塩、が大切です。
昔の陰陽表を見ると、夏野菜のトマトやナスは極陰性のため「なるべく避ける」と書かれていますが、現代人は当時とは食生活が違い、体質も変わっていますので、身体が求めていたら極陰性なものでも「時として摂る」ことをおすすめします。
あとは海水を濃縮して作られたミネラルバランスの取れた伝統海塩を適量摂ること(適塩)もお忘れなく。
海外の天日塩や岩塩は塩化ナトリウムが多く、硬水で水からミネラルが摂れる地域には合っていますが、日本のように軟水で水からミネラルが摂れない地域では、海水を丸ごと濃縮した海塩からミネラルを摂ることが大切です。
このブログを書き終わる31日午後、久しぶりに晴れて青空になりました。
梅雨明け間近のようですね。