こんにちは。プロモーションセクションの上ヶ谷です。
いきなりですがみなさま、ラーメンはお好きですか?
私は大好きです。しょうゆでも味噌でも塩でもとんこつでもなんでも来いの、生粋の(?)ラーメン好きです。
子どものころ両親が共働きだったので、夏休みなどのお昼ご飯によく自分でインスタントラーメンをつくって食べていました。その時の気分で溶き卵を入れたり、溶かずにそのまま入れて固めたり、好きな野菜を入れてみたり・・・そう思うと私の料理(というほどのものでもないですが)の始まりはインスタントラーメンかもしれません。
とある日のお昼御飯。
インスタントラーメンに焼き豚と煮卵を添えてちょっと豪華にしてみました。
子どものころの思い出で妙に印象的なのが、「ラーメン大好き小池さん」の登場シーン。
お決まりのパターンで、ドラえもんとのび太が秘密道具を使うのに、なぜか小池さんの家を通り抜けるのですが、小池さんがいつもラーメンを食べてるんですよね。
それも普通にどんぶりで食べているときもあれば、お鍋から直接食べてるときもあったりで、子ども心に「お鍋から直接ラーメンを食べる」というのにちょっと憧れたものです。
小池さんって、実在の人物をモデルにしてるってご存じでしたか?
もともとはアニメーターの鈴木さんという方がモデルで、ラーメン好きという設定も鈴木さんに由来しているんだとか。本来は「小池さん家に下宿している鈴木さん」という設定で、背景担当の方がそれを忠実に再現して家の表札に「小池」と作画したのですが、それを見た読者が、ラーメンをいつも食べてるのは小池さんだと誤解してしまったことで「小池さん」が定着したらしいです。笑
気になる方は「ラーメン大好き小池さん」で検索してみると、そういった逸話がたくさん出てきますのでぜひ。
大人になってからも、インスタントラーメンを食べるというと、あの小池さんの絵面が頭に浮かびます。左手にどんぶりを抱え、締まりのない口でズズッとラーメンをすする。たまりませんよね~。
こうやって小池さんを思い浮かべながらブログを書いているだけで、ラーメンを食べたくなるのだから不思議。よし、今日のお昼ご飯もラーメンにしよう。ただいま午前11時。いい感じにおなかすいてきました^^
小池さんに出会って以来、インスタントラーメンを食べるというと、私のなかでは小池さんスタイルが正義でした。あの、小池さん愛用のラーメン鉢もそうで、深すぎず、浅すぎず、ちょうどよく手になじむ感じが、まさにラーメン鉢の王道です。
今年の春、森修焼のオリジナル食器の開発を担当することになり、まず私がおこなったのがお客様担当のスタッフへのリサーチでした。お客様からご要望のある食器はなにか、というのが知りたかったからです。
そこでスタッフ何人かに話を聞いてみると、口々に「ラーメン鉢」と言うではありませんか。それも、袋麺1人前がちょうど入るくらいの大きさのものがあればいいな、と具体的なお声が多数。
森修焼には、何種類か「どんぶり」と名の付くものがあります。おしゃれなイメージの「カフェ丼」、ずっしりとした存在感の「蓋つきどんぶり」、コンパクトで親子丼などにぴったりな「旨陶どんぶり」。
しかしよくよく考えてみると、たしかにあの小池さんが使っているようなラーメン鉢がない…!
これはぜひ作らなければと思い、森修焼さんにご相談したところ、森修焼さんでもラーメン鉢をつくろうとしたことが過去に何度かあるけれど、どうしても「ちょうどいいサイズ感」がつかめずに今に至ると聞きました。
たしかに、ちょうどいいのってどんなサイズなんだろう?
そのとき頭に浮かんだのが、我が家で長年愛用しているラーメン鉢。
冒頭にある画像のものなのですが、まさに「ちょうどいい」という言葉がぴったりで、サイズ感だけでなく重さも手になじみやすく、プリントがはがれても、薄汚れてきても(笑)、どうしても手放せず何年も使い続けているものです。
もう、どこで買ったか、いつから我が家にあるかもわかりませんが、まさにあれが私のなかの「ザ・ラーメン鉢」。
横から見るとこんな感じです。
さっそく森修焼さんはじめ、森修焼をもっと食卓にプロジェクトのメンバーに見せてみたところ、「たしかにこれやな」「昔ながらの中華そば屋にありそうな感じ」「ほんとにちょうどいい!」という声が続々。
というわけで、我が家の古びたラーメン鉢をモデルに、森修焼さんで試作してもらうことになったのでした。
試作があがってきたときの感動は、もう鳥肌もの。私が、これこそラーメン鉢と思って愛用してきたものが、まさか森修焼で再現してもらえるとは…!
お披露目します!プレマオリジナル森修焼「THE・ラーメン鉢」。
インスタントラーメンは便利だし大好きですが、市販のものだとやはり添加物などいろいろ気になるじゃないですか。けれどエンゲル係数のことを考えると、無添加のものばかりというのも難しく・・・その罪悪感と戦いながらも止められないラーメン愛。
それがこれからは森修焼のラーメン鉢を使えると思うと、もう・・。今でも興奮冷めやらぬ状態です。
THE・ラーメン鉢は、森修焼らしいやわらかな白を採用しました。
真っ白のものにくわえ、代表中川の発案で、なんと内側の底にフラワーオブライフのモチーフをプリントした革新的なものもご用意しています。
スープを飲み干したらフラワーオブライフが出てくるという。笑
みなさまもぜひこの「THE・ラーメン鉢」でラーメンを食べてみてください^^
「あ~これこれ!」と思わず言いたくなること間違いなしですよ。