横山@プレマシャンティ開発チームです。
らくなちゅらる通信の中で、プレマシャンティに割り当てられている1ページが
出来上がるまでの短いやりとりをご紹介する矢田さんのお家料理。
シリーズ 第三回目は7月号、テーマは「冷たいおやつ」でした。
日本の気象史上初 台風の来ない7月となった今年、
局所豪雨と長梅雨、低気温が続き、「冷たいおやつ」とは
かなり縁遠い1か月でしたが、案を練っていた丁度その頃は、
暑い夏の始まりになるだろうなあという予兆が満載でした。
横山:次の広告 冷たいおやつ やりましょうか。
寒天のおやつ。
どうでしょうか?
矢田:やったー寒天!
実は、去年の糸寒天がまだ余っていて
最近、それでオレンジジュースの寒天を作って食べるのにハマっています。
ビオネのクラフトオリゴ糖入りで、めっちゃおなかにいいやつです 笑
なかなか上手く溶けないんですが、そのツブツブも気に入ってます。
なんの寒天がいいですかねえ?
去年はにんじんジュースでしたが…
いろいろあってもいいかもしれませんね!
横山:お番茶とみかんの組み合わせ 考えていますが、まだ試してません。
新しくみかんのジュースと缶詰が2種仲間入りしたので、この子たちもご紹介しようかと。
あと 梅のジュース。
数日後・・・
横山:お待たせしました。寒天2種提案です。
【うめジュースの寒天】
寒天2g 150ccで溶かす
梅ジュースを300cc 加える 好みで甘み(小さじ1程度の蜂蜜)を追加する
※品番00100222 琥珀の贅沢 とろり完熟梅蜜 710ml
【みかん缶いり 烏龍茶の寒天】
寒天2g 50ccで浸す
合計400Ccの烏龍茶になるようお茶を濃いめに出し寒天を煮溶かす
好みで甘みを加える(メープル大さじ2程度)
みかんの缶詰を入れて 液を注ぐ
※品番00100408 有機まろやか烏龍茶 70g
※みかんの缶詰は、うんしゅうみかん か しらぬい
https://www.binchoutan.com/premashanti/sweets.html#00101627
みかんジュースに八角を入れて香りづけすると面白いです。
でも、八角の香りは好き嫌いがあるので好みかなあ。
番茶になるはずの寒天は、結局 柑橘とより相性の良い烏龍茶に。
プレマシャンティの烏龍茶は、国内で生育した茶葉を、本場の技法で産地で加工・発酵したお茶なので、
味わい深いのに、烏龍茶固有のえぐみが少なく、ほのかにレモンやオレンジの皮のような柑橘の果皮の香りがします。
ストレートで頂くだけでなく、オレにしてメープルシロップを加えても美味しかったのと、
抽出したお茶にオレンジの皮を浸して冷やし、同じく甘味を加えたら、意外と飲みやすかったので、
寒天にしてみようとこのレシピになりました。
嬉しかったのは、ご主人の反応です。
矢田:甘いもの好きじゃない夫が
烏龍茶寒天を絶賛してました!
ちょっと濃くいれすぎたなーと思ったんですが
出来上がってみたらそんなことなく。
思いもよらない組み合わせで、素晴らしいです。
烏龍茶寒天は、烏龍茶自体も美味しいんでしょうね〜
店舗の吉見さんも絶賛してましたから。
娘には梅味が受けたようです。
あ、みかんジュースに八角も面白かったです!
これも烏龍茶も、まるで高級和食屋のデザートですよね。
夏場はごくごく冷たい飲み物を飲むよりも、冷たい寒天を食べるほうが好きなので、
紅茶やコーヒー、ジュースなど、手あたり次第【寒天】にしてしまいます。
スパイスやハーブもてんこ盛り使うので、かなりきわどいものもできたりします。
反響が様々過ぎて、だんだん自分ひとりの楽しみになっていた寒天おやつなのだけれど、
今回 嬉しい反応を頂け、次は寒天のおかずかなあなんて、少々調子に乗っています。
ちなみに寒天。
矢田:いつも溶けきらず、つぶが残るんですが
今回は残らなかったです。
なぜだろう…寒天の量がいつもは多いんですかねえ?
横山:寒天と水の分量比 重要です。
あと煮る時間。
濃すぎると溶けないので、2gに150cc もしくは200cc で、
沸騰させて中火で4~5分。
寒天は沸騰させると凝固度が落ちると聞いたことがありますが、
プレマシャンティの寒天は、ぐつぐつ煮てOKです。
ちょっとやそっと煮たくらいでコシが落ちたりするヘタレではありません。
さすが、千年の歴史を誇る古都京都で、老舗和菓子屋さんの大半を顧客に抱える寒天製造問屋だけある!
と、毎度関心しています。
ちなみに・・・
あくまでも個人の意見として、使いやすいのは未開封賞味期限から1年以上たった寒天です。
この子が仲間に加わってから、どのぐらいの期間で凝固率が下がるかって、実験をずーっと続けていますが、
湿気によって変わるから断定できないものの、賞味期限が切れて3~4年程度までの糸寒天は、
家でごそごそおやつつくるくらいには、凝固率が落ちたと感じることはありません。
(まだ4年までしか実験してないので、現時点では4年が最長という意味です。)
粉やフレークの寒天じゃ、すぐダメになって固まりにくくなるんですけどね。
この実験をする過程で、偶発的に賞味期限から1年くらい寝かせるととけやすくなって丁度良さそう かもと気が付いた次第。
データがあるわけでもなく、あくまでも個人の主観です。
矢田:プレマシャンティの広告を作るようになって
最初は思った通りにはできず、途中で路線変更なんてこともあったんですが
だんだんラフ通りに作れるようになってきました。
鍛えられてきました〜!
もうちょっといいレンズを使えばもっと美しく撮れるはずなので
会社にあるごっついレンズを使ってみようかなと思ってます。
らくなちゅらる通信の中で、プレマシャンティに割り当てられている1ページ。
出来上がるまでのやり取りが面白いよね?ブログにしてみよう!と思い立ち、書き始めたものの・・・。
なんだこれ、私の無茶ぶり・丸投げを自分で暴露してるぢゃないか!(笑)調理・盛り付け・撮影をし、最終1枚の平面に落とし込んでいる弊社デザイナーの矢田が、
「いかにスーパーデザイナーか」がわかる企画です。