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今だから話せる、花井良平のマクロビオティックこぼれ話

マクロビオティックとの出会い その4 三木成夫先生のこと

投稿日:

プレマシャンティ開発チームの花井です。

前回の「その3」に、なぜか書かれていませんでしたが、学生時代の衝撃的な出会いが東京芸大の三木成夫先生でした。

大学3年の頃だったか、日本CI協会で解剖学者・発生学者の三木成夫先生の講演会があり、当時まったく存じ上げなかったので参加しなかったのですが、超人気だったようで、満席で入れなかった知り合いの女性から、

「花井君、三木先生を『ほびっと村』に呼んでよ~。」

と頼まれ、三木先生って誰?というレベルだったのですが、根負けしてお呼びすることになり、CIの担当者から先生の連絡先を聞き、芸大の研究室に電話をしてみました。

すると先生から、

「君、容姿は?」

と訊かれるので、

「腰まで伸ばした長髪です」

と答えると、

「じゃあ、芸大生と間違えられるので守衛から呼び止められることはないだろう。一度、研究室に来なさい。」

と言われ、先生の研究室に伺うことになりました。

後日、研究室に伺うと、まず目に入ったのが胎児のホルマリン漬け。

1ヶ月は1㎝、2ヶ月は3㎝、3ヶ月は10㎝ぐらいですが、3ヶ月になるとハッキリ人体とわかり、とても神秘的でした。

提携している病院から堕胎の連絡が入ると、すっ飛んで行って生きている内に持ち帰るそうで、「因果な仕事だよ」とおっしゃっていました。

ほびっと村の講演を受ける条件として、

「一度でいいから上野の芸人のように一杯ひっかけて話がしたいんだが、いいか?」

と訊かれるので、

「いいですよ」

と答えると、

「よし、決まった!飯でも食いに行こう」

と芸大近くの老舗らしい鰻屋さんに連れて行かれ、鰻重をご馳走になりました。

当時、動物性を一切摂らないガチガチのマクロビオティックだったのですが、断るわけにもいかず、しぶしぶ、でも美味しくいただきました(笑)。

講演当日、先生は真っ赤な顔をして上機嫌で西荻窪の「ほびっと村」に来られ、名調子で2時間ほどお話いただきました。

その後だったか、三鷹市に住む長兄の親友から、

「今からお産が始まるけど、見に来ないか?」

となぜか誘われ、住んでいた井の頭線の浜田山から中央線の三鷹まで電車で伺いました。

到着すると、当時「ほびっと村」で「産婆の学校」の講師をされていた三森孔子先生と助手のキクさんが取り上げられているところで、部外者は一人だけ。

初めて見るお産は、ごく自然な神聖な営みでした。

そんなこともあって、その後、結婚して3人の子供を産婆さんも呼ばずに自宅出産したのは当然の成り行きでした。

オーサワジャパンに入社した翌年の1980年の夏、伊豆大島で開催された「海の精」のイベントに参加するため、熱海から大島行きの船に乗ったところ、たまたま甲板に演者の三木先生がおられ、生後半年の長男と遊んでいただきながら大島までご一緒させていただいたことがありました。

オーサワジャパンに何度も「花井君、いる?」と電話をいただき、「〇〇を送ってくれよ」とご注文いただくことがたびたびありました。

30歳も年上ですが、お茶目な先生でした。

そういえば、何年か前、海の精主催の養老孟司先生の講演会で、

「講義が終わって学生から拍手があるのは三木先生ぐらいだ」

と養老先生がおっしゃっていたのが印象的でした。

この記事を書いた人

陰陽ライフ代表取締役
花井良平 (はないりょうへい)

愛知県豊橋市生まれ。
学生時代からマクロビオティックを始め、
オーサワジャパンにて27年間勤務し、同社社長を歴任。
その後、海の精企画部長。現在陰陽ライフ代表取締役。

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執筆者紹介

中川信男

中川信男 (なかがわ のぶお)

京都市生まれ。
20代は山や武道、インドや東南アジア諸国で修行。3人の介護、5人の子育てを通じ、東西の自然療法に親しむ。 ただし、最新科学と医学の進化も否定せず、太古の叡智と近現代の知見、技術革新のバランスの取れた融合を目指す。
1999年プレマ事務所設立、現プレマ株式会社 代表取締役。
2018、2019、2020年イタリアジェラート協会開催の世界大会で3年連続入賞。
宅地建物取引士、電気工事士(2種)、健康不動産株式会社 代表取締役、電磁波環境測定対策士組合長。
趣味はマリンスポーツ。脳内は基本、海か湖のことを考えている。

久野真希子

久野真希子 (くの まきこ)

2010年入社。海外事業担当。「フォーリア」や「コトー・ナンテ」などさまざまな輸入品の取り扱いにはじまり、海外での事業展開を進めています。

岸江治次

岸江治次 (きしえ はるつぐ)

20代に桜沢思想に出会いマクロビオティックを始め、新卒でムソー株式会社入社、及び、正食協会にて30年間勤務。現在プレマ株式会社執行役員

横山奈保

横山奈保 (よこやま なほ)

プレマシャンティのお母さん。突き詰め出したら止まらない、研究者気質でマニアックな料理人。

花井良平

花井良平 (はないりょうへい)

学生時代からマクロビオティックを始め、オーサワジャパンにて27年間勤務し、同社社長を歴任。その後、海の精企画部長。現在陰陽ライフ代表取締役

山口勝弘

山口勝弘 (やまぐちかつひろ)

1955年 大阪市生まれ。 アルファウェーブ開発者。

山崎美穂

山崎美穂 (やまさき みほ)

「仕事と家庭を両立しながら頑張っています!」プレマ株式会社プロモーションセクション プロモーター

上ヶ谷友理

上ヶ谷友理 (うえがたに ゆり)

娘たちは2人とも生まれつき卵・牛乳アレルギー&アトピーで、小さいころは食べるものや日々の生活に四苦八苦していました。これからは自分自身の健康も意識しながら、前向きに笑顔で過ごしていきたいです!

寺嶋康浩

寺嶋康浩 (てらしま やすひろ)

電磁波環境測定士協会理事長。電磁波対策だけしかしない第二種電気工事士。関西大学工学部卒。
広告制作や宣伝に携わる傍、身体、心、食事、運動4つの面から健康をサポートする
ポラリティセラピーやクラニオセイクラル(頭蓋仙骨療法)を学ぶ。2011年、父の死を機にボディワーカーに転身。全国で述べ1,000人以上の身体と向き合いセルフケアを提供している。趣味は山登り、古武術、ダンス。

坂井歩

坂井歩 (さかい あゆみ)

ひとたびハマると、どっぷり浸かってしまう根っからのオタク気質。恐竜、日本史、きのこ、首都、絵本、百人一首……子どもの成長にともない、その無駄な知識をひけらかしては喜ぶ毎日。

西村初美

西村初美 (にしむらはつみ)

京都生まれの京都育ち。2013年よりプレマ勤務。普段はおっとり型なのに、考えるより先に見切り発車で行動してしまい後から困ることも多々。犬と中学生との二人と一匹暮らし。

中川愛

中川愛 (なかがわあい)

1996年、インド生まれ。帰国後は男の子と外を駆け回る活発な幼少期を過ごす。小学4年から中学までをかつやま子どもの村小中学校で、高校はきのくに国際高等専修学校で充実した学校生活を送る。立命館大学を卒業後、母校のかつやま子どもの村小中学校で教員を務め、2022年プレマ株式会社に入社。

望月索

望月索 (もちづき さく)

人一倍不摂生な出版仕事人が37 歳、40 歳、44 歳で出産、育児の経験も積み、健やかな暮らしについて学び合う協会の設立メンバーに。編集、ライター、一般社団法人日本マクロヘルス協会理事。

内田光香

内田光香 (うちだ みか)

編集職を経て、2021年入社。生まれた時から数多くの土地で暮らし、各国を旅した経験から、そこだけの「人・もの・文化」の魅力を伝えるのがライフワーク。
おいしいヴィーガン料理を愛する食いしん坊。野菜ぎらいな小学生の娘と二人暮らし。

十二村英里

十二村英里 (じゅうにむらえり)

プレマルシェ・スタジオ中目黒でイベント運営や展示販売などを担当。2021年に待望の第一子を妊娠し、翌年に無事出産。新米ママとして育児と仕事に奮闘する日々。

鈴木 啓子

鈴木 啓子 (すずき けいこ)

現代の忙しい女性たちに、米ぬかと大豆の自社製品を使った簡単で美味しいレシピや食材をまるごと食べる一物全体の大切さをイベントや講座で伝えています。

松本春菜

松本春菜 (まつもとはるな)

ジェンダーフリーの長男と、ラガーマンの次男を育てる2児のシングルマザー。子どもたちも大きくなり、子育てに余裕が出てきたのでいろいろなことに興味津々。

堂尻友子

堂尻友子 (どうじり ゆうこ)

自然への畏敬の念と自然食品への関心を深める。システム管理会社勤務を経て、現在2児の母。プレマシャンティのデータ&家電担当。

城島淳子

城島淳子 (じょうじま じゅんこ)

自然療法や波動医学を実践。解熱剤や抗生剤等を使わず3人の息子を育てている。九州在住でご当地商品の開発担当。

峰村東子

峰村東子 (みねむら はるこ)

発酵などの実験・体験が好きなみそソムリエ。家にある発酵中の瓶は数知れず。 まれに個人で調味料作りのワークショップ開催。週末は卓球に勤しむ2児の母。プレマ株式会社 東京在住スタッフ。