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すぐれもの 今だから話せる、花井良平のマクロビオティックこぼれ話

故郷豊橋の味「はまなっとう」

投稿日: 2025年2月5日 更新日:

プレマシャンティ開発チームの花井です。

故郷豊橋名産の「はまなっとう(濱納豆)」が、
プレマシャンティに加わりました。

たぶん、「はまなっとう(濱納豆)」は、
見たことも聞いたこともない方がほとんどでしょう。

見た目はウサギの糞です(笑)。

子供の頃、
朝ご飯のお供に必ず出てきたのですが、
男3兄弟そろって「ウサギの糞」とか「ヤギの糞」と言って
笑いながら食べていました。

味は、納豆ではなく、八丁味噌に近い味。

製造者の國松本店のホームページによると、

『濱納豆は元々、
お寺の台所である納所でつくられたことから、
糸引き納豆ではないが「納豆」と言われ、
保存・栄養食として広まりました。
戦国時代にはお寺を本陣にした武将たちに好まれ、
とくに徳川家康は常食するほど愛したそうです。』

調べてみると、納豆は納豆菌ですが、
浜納豆は麹菌で、似て非なるものでした。

醤油や味噌の原型と云われる、
1300年前からある日本の発酵食品の元祖です。

そのままご飯のお供にするほか、
お茶漬けにもよく合います。

原材料は、
愛知県産大豆、生姜、食塩、
香煎(焙煎裸麦粉)、醤油。

製法は、
『「大豆を粒のまま味噌にして
半生乾きにしたもの」です。
大豆は「愛知県産フクユタカ」を使用し、
麹菌を混ぜた香煎をまぶした杉箱の「ろじ」に入れ、
「麹室」で3~4日間培養させます。
その後、
塩水に漬け半年かけて熟成発酵させることで、
独特の旨味が凝縮されます。
最後に天日干しを行うことで
旨味を増すとともに、
まろやかさを引き出します。』
だそうです。

手間暇がかかっていますね。

このところ、デスクワークをしながら、
3、4粒いただくことが多いのですが、
しょっぱいのに喉が渇かないのが不思議です。

ちなみに、9歳年上の社長の國松勝子さんは、
花井と同じ豊橋市立新川小学校の先輩です。

この記事を書いた人

陰陽ライフ代表取締役
花井良平 (はないりょうへい)

愛知県豊橋市生まれ。
学生時代からマクロビオティックを始め、
オーサワジャパンにて27年間勤務し、同社社長を歴任。
その後、海の精企画部長。現在陰陽ライフ代表取締役。

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醸造の原点?はまなっとう

愛知県産大豆に、麹をつけて発酵・醸造したものが「はまなっとう」です。豊橋〜浜松地域の郷土食のひとつでもあるはまなっとうは、味噌や醤油の原点とも云われる千年を超える歴史をもつ発酵食品です。蒸した大豆に種麹をつけ、「ろじ」と呼ばれる木箱に小分けし糀室で発酵させます。出来上がった大豆麹を、塩水につけて最低半年熟成したのち、天日に干して仕上げます。昔ながらの製法を現代に引き継いできた、職人の感と手作業でお届けする伝統食品です。

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故郷豊橋の味「はまなっとう」

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執筆者紹介

中川信男

中川信男 (なかがわ のぶお)

京都市生まれ。
20代は山や武道、インドや東南アジア諸国で修行。3人の介護、5人の子育てを通じ、東西の自然療法に親しむ。 ただし、最新科学と医学の進化も否定せず、太古の叡智と近現代の知見、技術革新のバランスの取れた融合を目指す。
1999年プレマ事務所設立、現プレマ株式会社 代表取締役。
2018、2019、2020年イタリアジェラート協会開催の世界大会で3年連続入賞。
宅地建物取引士、電気工事士(2種)、健康不動産株式会社 代表取締役、電磁波環境測定対策士組合長。
趣味はマリンスポーツ。脳内は基本、海か湖のことを考えている。

久野真希子

久野真希子 (くの まきこ)

2010年入社。海外事業担当。「フォーリア」や「コトー・ナンテ」などさまざまな輸入品の取り扱いにはじまり、海外での事業展開を進めています。

岸江治次

岸江治次 (きしえ はるつぐ)

20代に桜沢思想に出会いマクロビオティックを始め、新卒でムソー株式会社入社、及び、正食協会にて30年間勤務。現在プレマ株式会社執行役員

横山奈保

横山奈保 (よこやま なほ)

プレマシャンティのお母さん。突き詰め出したら止まらない、研究者気質でマニアックな料理人。

花井良平

花井良平 (はないりょうへい)

学生時代からマクロビオティックを始め、オーサワジャパンにて27年間勤務し、同社社長を歴任。その後、海の精企画部長。現在陰陽ライフ代表取締役

山口勝弘

山口勝弘 (やまぐちかつひろ)

1955年 大阪市生まれ。 アルファウェーブ開発者。

山崎美穂

山崎美穂 (やまさき みほ)

「仕事と家庭を両立しながら頑張っています!」プレマ株式会社プロモーションセクション プロモーター

上ヶ谷友理

上ヶ谷友理 (うえがたに ゆり)

娘たちは2人とも生まれつき卵・牛乳アレルギー&アトピーで、小さいころは食べるものや日々の生活に四苦八苦していました。これからは自分自身の健康も意識しながら、前向きに笑顔で過ごしていきたいです!

寺嶋康浩

寺嶋康浩 (てらしま やすひろ)

電磁波環境測定士協会理事長。電磁波対策だけしかしない第二種電気工事士。関西大学工学部卒。
広告制作や宣伝に携わる傍、身体、心、食事、運動4つの面から健康をサポートする
ポラリティセラピーやクラニオセイクラル(頭蓋仙骨療法)を学ぶ。2011年、父の死を機にボディワーカーに転身。全国で述べ1,000人以上の身体と向き合いセルフケアを提供している。趣味は山登り、古武術、ダンス。

坂井歩

坂井歩 (さかい あゆみ)

ひとたびハマると、どっぷり浸かってしまう根っからのオタク気質。恐竜、日本史、きのこ、首都、絵本、百人一首……子どもの成長にともない、その無駄な知識をひけらかしては喜ぶ毎日。

西村初美

西村初美 (にしむらはつみ)

京都生まれの京都育ち。2013年よりプレマ勤務。普段はおっとり型なのに、考えるより先に見切り発車で行動してしまい後から困ることも多々。犬と中学生との二人と一匹暮らし。

中川愛

中川愛 (なかがわあい)

1996年、インド生まれ。帰国後は男の子と外を駆け回る活発な幼少期を過ごす。小学4年から中学までをかつやま子どもの村小中学校で、高校はきのくに国際高等専修学校で充実した学校生活を送る。立命館大学を卒業後、母校のかつやま子どもの村小中学校で教員を務め、2022年プレマ株式会社に入社。

望月索

望月索 (もちづき さく)

人一倍不摂生な出版仕事人が37 歳、40 歳、44 歳で出産、育児の経験も積み、健やかな暮らしについて学び合う協会の設立メンバーに。編集、ライター、一般社団法人日本マクロヘルス協会理事。

内田光香

内田光香 (うちだ みか)

編集職を経て、2021年入社。生まれた時から数多くの土地で暮らし、各国を旅した経験から、そこだけの「人・もの・文化」の魅力を伝えるのがライフワーク。
おいしいヴィーガン料理を愛する食いしん坊。野菜ぎらいな小学生の娘と二人暮らし。

十二村英里

十二村英里 (じゅうにむらえり)

プレマルシェ・スタジオ中目黒でイベント運営や展示販売などを担当。2021年に待望の第一子を妊娠し、翌年に無事出産。新米ママとして育児と仕事に奮闘する日々。

鈴木 啓子

鈴木 啓子 (すずき けいこ)

現代の忙しい女性たちに、米ぬかと大豆の自社製品を使った簡単で美味しいレシピや食材をまるごと食べる一物全体の大切さをイベントや講座で伝えています。

松本春菜

松本春菜 (まつもとはるな)

ジェンダーフリーの長男と、ラガーマンの次男を育てる2児のシングルマザー。子どもたちも大きくなり、子育てに余裕が出てきたのでいろいろなことに興味津々。

堂尻友子

堂尻友子 (どうじり ゆうこ)

自然への畏敬の念と自然食品への関心を深める。システム管理会社勤務を経て、現在2児の母。プレマシャンティのデータ&家電担当。

城島淳子

城島淳子 (じょうじま じゅんこ)

自然療法や波動医学を実践。解熱剤や抗生剤等を使わず3人の息子を育てている。九州在住でご当地商品の開発担当。

峰村東子

峰村東子 (みねむら はるこ)

発酵などの実験・体験が好きなみそソムリエ。家にある発酵中の瓶は数知れず。 まれに個人で調味料作りのワークショップ開催。週末は卓球に勤しむ2児の母。プレマ株式会社 東京在住スタッフ。