プレマシャンティ開発チームの花井です。
故郷豊橋名産の「はまなっとう(濱納豆)」が、
プレマシャンティに加わりました。
たぶん、「はまなっとう(濱納豆)」は、
見たことも聞いたこともない方がほとんどでしょう。
見た目はウサギの糞です(笑)。
子供の頃、
朝ご飯のお供に必ず出てきたのですが、
男3兄弟そろって「ウサギの糞」とか「ヤギの糞」と言って
笑いながら食べていました。
味は、納豆ではなく、八丁味噌に近い味。
製造者の國松本店のホームページによると、
『濱納豆は元々、
お寺の台所である納所でつくられたことから、
糸引き納豆ではないが「納豆」と言われ、
保存・栄養食として広まりました。
戦国時代にはお寺を本陣にした武将たちに好まれ、
とくに徳川家康は常食するほど愛したそうです。』
調べてみると、納豆は納豆菌ですが、
浜納豆は麹菌で、似て非なるものでした。
醤油や味噌の原型と云われる、
1300年前からある日本の発酵食品の元祖です。
そのままご飯のお供にするほか、
お茶漬けにもよく合います。
原材料は、
愛知県産大豆、生姜、食塩、
香煎(焙煎裸麦粉)、醤油。
製法は、
『「大豆を粒のまま味噌にして
半生乾きにしたもの」です。
大豆は「愛知県産フクユタカ」を使用し、
麹菌を混ぜた香煎をまぶした杉箱の「ろじ」に入れ、
「麹室」で3~4日間培養させます。
その後、
塩水に漬け半年かけて熟成発酵させることで、
独特の旨味が凝縮されます。
最後に天日干しを行うことで
旨味を増すとともに、
まろやかさを引き出します。』
だそうです。
手間暇がかかっていますね。
このところ、デスクワークをしながら、
3、4粒いただくことが多いのですが、
しょっぱいのに喉が渇かないのが不思議です。
ちなみに、9歳年上の社長の國松勝子さんは、
花井と同じ豊橋市立新川小学校の先輩です。