あっという間に一年が過ぎ、また新しい年の始まりです。初詣で久しぶりに寺社を訪れたという方も多いのではないでしょうか。
京都といえば、寺社が多いことでも有名ですが、今回は数ある神社の中でも、狛犬ならぬ狛イノシシ?!で有名な護王神社について少しお話を。
京都御所の西側、蛤御門のすぐ近くにある護王神社は、いのしし神社として有名です。足の不自由だった御祭神である和気清麻呂公が大隅国へ配流される途中、猪によって守られたことから、足腰の守護神と云われており、崇敬者の声により狛犬ではなく狛イノシシが建てられたのだとか。雌雄対の狛イノシシは、なんだか少し愛らしくもあり、初めて訪れる人は少し不思議な印象を受けるかもしれません。
今年の干支「丑」で連想される場所といえば、境内には神使とされる牛の像がたくさん置かれている北野天満宮でしょうか。初詣は既に終わってしまいましたが、梅の花が美しい季節、北野天満宮の臥牛の頭をなでに足を運んでみようかな♪