ひょんなことから伏見の実家で、1週間ほど過ごすことになりました。
久々に実家で過ごす日曜日、せっかくだから地元で楽しもう!と母に声をかけ、二人で十石舟に乗りにいくことにしました。
京都、大阪の中継地として賑わった伏見は、酒蔵や寺田屋があることでも有名ですが、江戸時代には大小の船が行き交う港町として栄えていました。数年前より当時の十石舟を復元し、現在は伏見港周辺の宇治川派流域や濠川を昔ながらの屋形舟に乗って楽しむことができます。
地元出身の母も実は十石舟に乗ったことがなかったので楽しみに出かけたのですが、晴天の日曜日、さらに今年の龍馬ブームもあって、すでに予約がいっぱいとのこと。残念ではありましたが、川の両脇に咲く桜がとてもきれいだったので、そのままのんびりと川縁の風景を楽しみながら散歩をし、ゆったりとした時間を過ごすことができました。
実家に住んでいたころは、出かけるといえば四条烏丸や河原町といった市内の中心地ばかりだったので、地元伏見のことは意外と知らない私。
歴史を感じさせる素敵なところがたくさんあるんだなぁと新たな発見の連続となりました。