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ヒーリングフードLIFE

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株式会社プレマ代表取締役/一般社団法人日本ヒーリングフード協会代表理事/米国代替医療協会認定ホリスティック・ヘルスコーチ

飯野 晃子 (いいの あきこ)

群馬県前橋市にあるプレマ・オーガニック・ファームにて有機栽培した野菜を全国に出荷。オーガニックや健康食の実践と推進をするコミュニティ運営や人材育成もおこなう。2児の母。
プレマ・オーガニック・グループ https://www.premafoods.com/
一社)日本ヒーリングフード協会 https://healingfoods.jp/
飯野晃子インスタグラム @ organic_aco

春を軽やかに迎えるヒーリングフード

投稿日:

冬から春へ! 立春の食養生

2月4日の立春は二十四節気のはじまり。暦のうえでは春が訪れますが、空気はまだ冷たく、朝晩の寒さは体の芯まで染み込むようです。冬と春の間の時期は、古くから「邪気が入りやすい時期」とされ、体調を崩しやすい季節の変わり目でもあります。だからこそ、この時期にどんな食を選ぶかが、春をどれだけ軽やかに迎えられるかを左右します。

冬の間、私たちの体は寒さから身を守るためにエネルギーを内側に溜め込み、代謝もゆっくりになります。これは自然な働きですが、春に向けて体が目覚めはじめるこの時期には、冬に溜め込んだ「余分なもの」を少しずつ外へ流す準備が必要です。特に春は、冬の間に蓄積した肉・塩・油脂をデトックスする季節です。春野菜には体内の不要物を外へ流す力が高いものが多く、春のデトックスをやさしく後押ししてくれます。とはいえ、まだまだ寒い季節。まずは体を温める冬の養生を続けながら、春の食材を少しずつ取り入れていくのがポイントです。キーワードは『温める・潤す・巡らせる・流す』の四つ。どれも難しいことではなく、日々の食卓にこれらの特徴をもつヒーリングフードを少し加えるだけで心地よい変化を感じられることでしょう。

温めてデトックスを促す
ヒーリングフード

温める食材としてまずおすすめしたいのは、体を内側から温める 「根菜」。ごぼう、れんこん、にんじん、大根は胃腸を整え、冷えによる滞りをやわらげてくれます。特にれんこんは、乾燥しやすい冬の喉や気管を潤し、春先の不調予防にも役立つ優秀な食材です。

そして、春のデトックスを意識するなら、今の時期に美味しさが増す小松菜などの「青菜」を積極的に取り入れたいところ。青菜は冬に溜め込んだ余分な塩分や老廃物を流すサポートをしてくれ、ビタミンやミネラルも豊富。体が重く感じる日や、春のだるさが出やすい方には特におすすめです。

巡りを整える「発酵食品」も欠かせません。味噌、甘酒、ぬか漬けなどは腸を温め、冬に滞りがちな消化を助けてくれます。味噌汁に青菜や海藻を加えるだけで、冬の養生と春のデトックスを同時に叶える一杯になります。

さらに、体の「流れ」を整える 「海藻類」。わかめ、昆布、ひじきなどは、体に溜まった余分なものを外へ流す働きがあり、春のデトックス期にぴったりです。

最後に、体を温めながら気の巡りを整える 生姜やねぎなどの香味野菜。冷えが気になる日は、生姜をすりおろした白湯を一杯飲むだけでも、体の内側からぽっと火が灯るような感覚が生まれます。

今月のヒーリングフードレシピ

寒さのなかにも、春の気配が少しずつ混じり始める立春のころ。心身の声に耳を澄ませながら、ヒーリングフードで心と体を整えていけますように。

【小松菜とれんこんのやさしい味噌スープ】

<材料> 5 〜 6 人分
・小松菜……50g
・れんこん……100g
・ねぎ……1/2 本
・生姜……1片
・出汁……1000ml
・味噌……大さじ 4
・ごま油……少々

<作り方>
① 小松菜は約 5㎝に切り、れんこんは薄い半月切り、ねぎは斜め薄切りにする。
② 鍋にごま油を入れ、ねぎとれんこんを軽く炒める。
③ 出汁を加えて煮る。
④ 小松菜とすりおろした生姜を加え、さっと火を通す。
⑤ 火を止めて味噌を溶き入れ、香りを残すために沸騰させないよう仕上げる。

<ポイント>
・れんこんの自然なとろみが体をやさしく温めてくれます。
・小松菜の優しい苦味と栄養が春のデトックスをサポート。
・生姜の体を温めるパワーと香りで巡りが整い、寒い日にもほっとする一杯に。

- ヒーリングフードLIFE - 2026年2月発刊 vol.221 -,

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