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隊長が行く!

【Vol.47】生命なき食物は生命の糧とならず

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 グリーンパワージューサーを使って6年目になるという渡邉里美さん。このジューサーを選んだ理由や長くジュース生活を続けるコツなどをお聞きしようと、都内のご自宅に伺いました。インタビュー前に人参+りんご+キャベツのジュースをさっと搾ってくださり、後片付けも含めて10分ほどで終了。さすがに使い慣れたご様子です。おいしいフレッシュジュースをいただきながら伺ったお話は、ジューサーの話にとどまらず健康に生きる秘訣としてとても奥の深い内容になりましたので、皆様にも一部ご紹介いたします。

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 約15年前、主人が悪性リンパ腫を発病し、大学病院で最初の入院治療を行いました。聞いたこともない病名でびっくりしました。退院後しばらくして、お医者様が「西洋医学では限界がある」と、ぼそっと言ったのが気になり、西洋医学で限界があるなら東洋医学的な治療も必要だなと思い、書店で血液内科を専攻していた漢方医の本を探したところ、たまたま手にとった人参ジュースの本の著者が、「血液内科専攻の石原結實」先生という方で、すぐに予約を取りました。石原先生はとても明るい方で、玄米を食べ、四足動物の肉をやめ、添加物に気をつけ、人参ジュースを飲むように指導されました。診察後、その足で一番手頃な日本製のジューサーを購入して毎朝ジュースを飲みましたが、半年ほどで動かなくなり、その次は別の日本製のジューサーを頂いたのでそれを使いましたが、これも1年ほどで動かなくなり、その次に、テレビ通販でよく売れている構造がシンプルで長持ちしそうなジューサーを購入しました。これは4~5年もち、2台使いました。

 もっとよいジューサーはないのかなと探していた時、酸化しにくいと言われる低速ジューサーに興味を持ち、5年程前にグリーンパワージューサーを購入しました。今までのジューサーに比べ、丈夫で手入れも楽です。もちろん酸化も少なく美味しくジュースを飲めます。

 石原先生の指導のもと、人参ジュースを飲みはじめた時期と、玄米を食べ、添加物に注意をし始めた時期が同じなので、人参ジュースだけの影響とは言えませんが、始めてから半年後ぐらいに主人も私も宿便がでました。次第に主人も体調が回復し、私のアトピーや冷え性も改善されました。

 しかし、今から約6年前に主人が再発してしまいました。最初の発病から7年以上経ち、病状も安定し普通に生活をしていたので、段々、気が緩み手を抜くようになったのが原因だと思います。再度、入院治療を受け、半年を過ぎた頃、正常な人なら3500~8000ある白血球の数値が1300まで下がり、お医者様から造血幹細胞移植を勧められました。血液データを見て、この状態で移植を受けても助かるとは思えず、お医者様に率直な意見を聞いたところ、まずダメだろうが他に方法はないと言われました。数%の確率にかけることがベストとは思えず、様子をみたいと言ったところ、お医者様には「このままでは絶対に数値は上がらない」と言われました。もうダメかもと覚悟はしながらも、「数値を上げてきますから、1ヶ月待てますか?」と言ってしまったのです。負けず嫌いですね(笑)。

 そして、白血球の低下は抗癌剤の副作用と考え、短期に効果が上がる食材は何かと考えたとき、植物の力では間に合わないだろうと感じて、動物性のもので、補血作用(血液の成分を補う作用)のあるもの、そして、リンパ腫は痰湿(不要な水分の固まり)が関係している病気で、海魚では痰湿を作りやすいので川魚で……と考え、鯉以外にはないと直感で思いました。そして「鯉こく」を食べ1ヶ月後の血液検査では白血球数が2400まで上がり、それ以降も徐々に数値が上がり続け、数年で正常値になったのです。
 医師にしかできないこともありますが、自分にしかできないこともあると考え、東洋医学・漢方・民間療法のもととなる中医学をきちんと勉強したいと思い、遼寧中医薬大学日本校に入学しました。また、食事もさらに見直すことが必要と考え、東城百合子先生の料理教室に通い、自然食と自然療法も学び始めました。遼寧中医薬大学日本校の勉強はたいへんでしたが、中医学の奥深さを知り、日本の食文化の素晴らしさを再認識させられました。薬膳料理も勉強しましたが、中国のような大陸と周りを海に囲まれた島国では風土が違い、やはり、日本に住む日本人には、先人の知恵がつまった伝統和食が医学的に考えても最適と強く感じます。

 陰陽という考え方で、皮膚が白いから陰体質と決めつけ、体を冷やすものは一切食べないというような極端な人がいますが、これはどうかなと思います。例えば熱がある場合、ただ冷やすというだけでなく、汗などで熱を逃がすという方法もありますよね。ゲルソン療法をしていて手が黄色くなっている知人から、「人参ジュースを飲んでいるのになぜ肌が黄色くならないの?」と質問されたことがあります。私は、「黄色くなるのは排泄がうまくいっていないからで、本当のゲルソン療法では人参ジュースを飲むと同時に、コーヒー浣腸で排泄することを考えているよね」と答えたことがあります。1つのことを盲信するのは危険な場合もあります。体の状態を見ながら、今の自分に必要なものは何かを正しく選択することが大切だと思います。

 今までいろいろ学んできましたが、基本的な考えは二木謙三医師の「生命なき食物は生命の糧とならず」と言う言葉の通りです。玄米食だの、肉がダメだの、ビタミンだの、陰だの陽だのと言う前に、「生命力のある食物が生命の糧となってくれる」ことが食事の基本の基本だと思います。

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- 隊長が行く! - 2011年8月発刊 Vol.47

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