累計122万件出荷!自然食品・自然療法・エコロジー・らくなちゅらる提案サイト

特集

インタビュー取材しました。

歯は「命の入り口」人が輝く歯科治療を 医療法人むらつ歯科クリニック理事長 村津 大地 氏 インタビュー

投稿日:

独自の「噛み合わせ治療」を求めて、全国から患者さんが訪れる、むらつ歯科クリニック。「歯は臓器」という先代の哲学を受け継ぎ、歯から始まる全身の健康づくりを提唱しています。理事長で歯学博士の村津先生に、「目からうろこ」の歯の健康にまつわる話を伺いました。

公式YouTubeチャンネルでは著名人との企画も多数。「自分で企画し台本を書いて撮影し、スタッフと編集している」と、なにごとも楽しみながら取り組むのがモットー

医療法人むらつ歯科クリニック理事長
村津 大地(むらつ だいち)

福岡県出身。九州大学歯学部大学院修了。2016 年、先代の父・和正氏より「歯は臓器」であるというモットーを継承し、理事長に就任。歯と噛み合わせ、脳とのメカニズムを研究し、さらに進化させた独自の「歯臓治療」をおこなう。全国から来院する不定愁訴や不調で苦しむ方の治療のほか、オリンピック選手やアスリートも数多く施術し、軽快へと導いている。著書『不調の原因は歯にあった!』
▶︎むらつ歯科クリニック https://muratsu-dc.jp/

父から突然
バトンを渡される

——歯科医師になったのは、先代のお父様の影響が大きいのでしょうか?

 父は、歯科業界のなかで尖った存在でした。銀歯治療が全盛だった時代に、「銀歯は体によくない」と提唱していたんです。異端の存在として、誹謗中傷や嫌がらせを受けることもありました。防弾チョッキを着て出勤することもあり、「大変な仕事だな」と感じていました。父からは「好きなことをやれ」と言われましたし、私も中高生のころは反抗期真っ只中で、絶対に歯医者にはならないと決めていました。学校の先生をめざしていましたが浪人し、予備校で偶然仲良くなった友人が歯科医の息子でした。彼が歯科医になる夢を語るので、「じゃあ、僕も行こうかな」と、軽い気持ちで歯科大学に進学したんです。そのため、最初のきっかけは父ではなく友人の影響でした。
 大学では国家試験に向けて教科書どおりの歯科医療を学びます。教授たちから「村津のおやじは変わってたよ」と聞かされて、私も多数派が正しいという感覚に染まりました。父への反発心から実家には寄り付かず、あえて口腔外科を専攻しました。父も踏み込んだ話をしてこなかったので、放任主義だと思っていたんですけど。後から「息子に嫌われている」と悩んでいたと聞き、申し訳なかったと思います。

——そこから一転、後を継ぐことにしたのはなぜですか?

 大学院時代に一般歯科でアルバイトをしました。当時は不正な保険点数を請求したり、「10分で終わらせて」と急かされる現場も珍しくなかったんです。よく何度も通わされるのは、時間切れになるから。保険診療中心の現場で働くなかで、時間効率が最優先される現実に、大きな違和感を覚えました。
一方、口腔外科では全身について学ぶので、「全身を診る」という父の主張が医学的に正しいことにも気づきました。外の世界を見たからこそ、父の治療こそ医療の本質だなと理解できたんです。それから少しずつ、父を手伝い始めました。父はとても喜んでくれましたね。ところがまもなく、父は末期がんで倒れてしまったんです。突然、「明日からよろしく」という状況で、なんの準備もないまま医院を背負うことになりました。

——その状況をどのように乗り越えたのですか?

 父の噛み合わせ治療を目的に、全国から患者さんが来院されていました。そこに私が出て行けば、当然怒られます。毎日謝りながら、なんとかつなぎました。父の病状が悪化していくなかで、将来に不安しかなかったですね。結局、一緒に働けたのはわずか半年。最後は「自分がやるしかない」と覚悟を決めました。
 父の治療法は独特で、弟子もマニュアルも存在しない。同じことを再現するのは無理だと悟り、考え方を切り替えました。父がめざしていた「歯は臓器、歯があるのが当たり前の社会をつくる」という山の頂上に、別のルートで登ろうと考えたんです。整体など他分野の先生にも教わりながら、自分なりの治療法を構築しました。同時に、老朽化した設備や技術を見直す必要も感じていました。ただし、父が亡くなった直後にスタッフと約束したのは、「最初の1年間はなにも変えない」ということ。患者さんが、院長が変わっても同じ医院だと感じられることが最優先でした。2年目から新しい取り組みを始め、ようやく軌道に乗りかけたところで、コロナ禍に……荒波に飲まれました(笑)

 

素敵なメロディーを
奏でられる歯に

——「歯は臓器」の意味するところを、詳しく教えてください。

 一般的に言われている「歯と健康の関係性」と、父がずっと伝えてきた「歯は臓器」という考え方は、少し違います。私たちは、歯を感覚神経のひとつとして捉えています。歯は、虫歯になれば痛みを感じるし、食べ物の温度や食感もわかる。つまり、目や耳、鼻、舌と同じように、脳と直結した感覚器官なんですね。私たちは、五感に加えて第六の感覚神経が歯である、と捉えています。
 この前提で考えると、楽しい、美しい、おいしいという心地よい刺激が続けば人は元気になりますし、反対に、不快な刺激を受け続ければストレスになります。噛み合わせが合っていない状態とは、騒音を一日中聞き続けているのと同じようなもの。感覚神経に絶え間なくストレスがかかっているともいえるんです。その「噛み合わせストレス」が蓄積すると、自律神経や脳に負担がかかり、体調不良へとつながることもある。逆に減らすことで、体調が改善する方は実際にたくさんいらっしゃいます。噛むことが認知症予防につながると言われるのも、脳への刺激が大きいから。歯は単なる食べるための道具ではなく、全身とつながる臓器なんです。

——先生の代で、新しく取り入れたことはなんですか?

 まず、これから何十年と歯科医療を続けたとき、どんな世界になっているだろうと考えました。当院の根本である、「歯は臓器であり、歯があるのが当たり前の社会をつくりたい」という想い。虫歯ゼロを本気でめざすとしたら、虫歯治療で儲かる仕事をしてはいけないと思ったんです。予防が大事だと言いながら、虫歯治療をしなければ経営が成り立たないというのは、矛盾してますよね。そこで力を入れ始めたのが、矯正治療やメンテナンスでした。つまり、「歯が美しいのが当たり前」の実現です。
 ここでいう美しさは、見た目を整えるだけでなく、病気のない「健康美」のこと。従来の予防は、「病気にならないように」といって病気に怯えていますよね。いわば後ずさりです。私たちが提唱するのは、健康に向かってまっしぐらに進んでいく、病気を置き去りにするような生き方です。子どもが病気のことを気にしないのは、元気で楽しいのが当たり前だから。その世界観なんです。
父にはカリスマ性があり、唯一無二の技術を持っていた反面、再現性は低かった。私の役割は、考え方やノウハウを整理して言語化し、誰でも理解できるように伝えていくことだと思っています。それをさまざまな媒体を通じて発信することに力を入れています。

——噛み合わせと健康は、どのように関係していますか?

 一般的な歯科治療は、削ったり埋めたり、整地して平らにしましょうというような、土木工事に近いイメージです。でも、歯を感覚神経として捉えると、治療はピアノの調律に近くなります。父の言葉で印象に残っているのは、「歯は親知らずを除いて片側に7本。ピアノの鍵盤のドレミファソラシも7音」ということです。歯を鍵盤と例えると、きれいに並んでいるだけでは音楽は生まれません。一音一音を調整してはじめて、美しいメロディを奏でられるようになる。噛み合わせも同じで、噛んだときに幸せな刺激が脳に届くかどうかが大事なんです。形を整えるだけでなく、その歯で本当に素敵な音楽が流れるかどうか。それが私たちの治療のスタンダードです。
 実際、噛み合わせを整えることで、原因不明の不調が改善する方は少なくありません。私はスポーツ選手もたくさん診ていますが、過去には、被せ物の高さが合わず、首や腕にしびれが出ていたトップアスリートの方が、噛み合わせを整えたことで症状が改善したケースもありました。噛み合わせストレスの影響が大きい方ほど、体の反応が現れやすいと思います。
 じつは、噛み合わせストレスの不快な状態を、一時的にリセットする簡単な方法があるんですよ。それが歯磨きです。歯は感覚神経なので、適度な振動刺激を与えると心地よく感じられます。疲れたときに森林浴やマッサージをするように、歯磨きも脳をリラックスさせるスイッチのひとつ。上手に活用していただくと良いかと思います。


長年共に働くスタッフと

安心して健康に
投資できる社会を

——自由診療(自費)を中心に診療されていますが、保険診療と自由診療の違いはなんですか?

 保険診療の限界は、大きく二つあります。一つは国が定めたルールの制限。もう一つは患者さん側の意識です。「医療は保険で受けるもの」という思い込みが、医療の可能性を狭めてしまっていると思います。保険診療は全国一律ですが、技術や治療の質は同じではありません。どれだけ丁寧に時間をかけても報酬は同じ。結果としてどうしても薄利多売の構造となり、短時間診療にならざるを得ません。
 一方、自費治療は時間も工程も制限がなく、納得いくまで向き合えます。その差は、お医者さんの腕や情熱ではなく、かけられる時間と環境から生まれるのです。ファストフード店で最高級ステーキを求められないのと同じように、保険診療の枠内でできることには限界があるんです。本当に良い治療を望むなら、自己投資という考え方も必要だと思います。
 おそらくプレマさんと通ずる面もあると思います。世の中に大量生産の製品があふれているなかで、値段は高いけれど質が良く、健康に良いものを扱っておられる。「良いものが手に入った」「よかった、安心」って、安心を買うことができますよね。当院でも、患者様からよくいただくのは、「丁寧に診てくれる」「こんなにドクターと話をしたのは初めてです」「やっと安心できました」といった声なんです。だからこそ、本気で一生使える歯でいたいという方のために、自由診療を提案しています。

——審美治療についてはどうお考えですか?

 「美」という漢字は、人に一本線がたくさん入っています。私は人が光輝いている状態が、美しさだと思うんです。審美治療でめざすことは、その人が自信を持って笑えるようになること。笑顔は人を一瞬で輝かせますし、場の空気まで明るくなりますよね。当院では院内の技工所と連携したフルオーダーメイドが可能です。形や色など、患者さんが心から納得するまで何度でも作り直します。歯科医としてできるのは歯を治すことですが、歯が揃っているだけでは十分ではなく、その先にある人生の変化こそ大切だと考えます。

——先生の健康観を教えてください。

 栄養や運動ももちろん大事ですが、一番は心の豊かさです。お金があっても心が貧しい人もいれば、物は持たなくとも豊かな人もいる。父から教わったのは「武士は食わねど高楊枝」の精神。苦しいときも人様に恥ずかしいことだけはするなと言われてきました。
 世の中には儲ける方法はいくらでもありますが、儲かるのと本当の治療はイコールではありません。時間も人手もコストもかかる当院のやり方は、経営的には効率が悪いのですが、医療の本質からブレてはいけない。誠実な治療ができる環境こそ、スタッフの心の健康にもつながると思っています。

——今後のビジョンをお聞かせください。

 インフレの影響で、日本の医療を取り巻く環境は今、大きな転換期にあります。これからは安さや近さだけでなく、自分のために「本当に信頼できる治療」を主体的に選ぶ時代になるはずです。そんなときのために、当院の「歯臓治療」の大切な哲学を、再現性の高いプログラムとして開発し、より多くの人が受け取れる仕組みを整えていきたいと考えています。すべて自費がよいとは思いませんが、「保険でなければ」という概念を変え、みなさんが安心して自分の健康へ投資できる環境があるのが理想です。
 読者の皆様、歯は一生を共にする宝物です。ゆっくりで構いません。その価値に気づき、「大切にしよう」と思ったその瞬間から、あなたの健康な未来はもう始まっています。

本気で歯を残す治療をご提案します

「歯は臓器 歯があるのが当たり前の社会を作りたい」をモットーに、本気で歯を残す治療をご提案します。
福岡市博多区博多駅前3-26-29 九勧ビル1階
TEL. 092-476-0808

むらつ歯科クリニックを見てみる>>

歯は「命の入り口」人が輝く歯科治療を 医療法人むらつ歯科クリニック理事長 村津 大地 氏 インタビュー

- 特集 - 2026年3月発刊 vol.222 -, , , ,

今月の記事

びんちょうたんコム

累計122万件出荷!自然食品、健康食品、スキンケア、エコロジー雑貨、健康雑貨などのほんもの商品を取りそろえております。

びんちょうたんコム 通販サイトへ