慣れ親しんだ土地から引越しをして早いもので8ヶ月が過ぎようとしています。 考えてみると生まれてから25年弱は東京で暮らし、同じくらいの期間秋田で過ごしていた訳ですが、今のこの急速な時代の移り変わりの早さや技術の進歩を体感していると、やはり日本の中心での生活はとても刺激的だし自分としてはかなり若返ったように感じています。まぁこの流れについていこうと必死なのかもしれません。
そしてとても不思議なことですが、わたしの周りに同じ月日に生まれた人が3人も現れました。もちろん年代は違います。そして内の2人は数種類の同じ書物を読んでいたことがわかりました。性格が似ている部分があるかはわかりませんが、月により、日により同じ感覚のものに引き込まれるのでしょうか? それとも私の周りにそれが引き寄せられているのでしょうか? 何とも不思議な体験となりました。 私の友人に誕生日による性格や運勢、心理などを統計学的に研究されている、佐奈由紀子さんとうい方がいらっしゃるので、まずは彼女が代表を務める統計心理学Birthday Science 研究所の本を買ってみたいと思っています。
そんな中、地元に戻った私はフェイスブックなどのソーシャルネットワークを使って同級生へ引越して来たことを発信してみることにしました。私の高校の時の学年は9組もクラスがある為に、同期生といっても名前も顔もわからない、全く会話もしたこともない人も大勢います。それでも沢山のコンタクトを頂き、そして皆それぞれの仕事場の役職についていたり、子供も成人していたり……すっかり大人となった、当時の懐かしい顔と?無事に再会することが出来たのです。久しぶりに学生に戻った嬉しい時間となりました。そして今も事あるごとに情報交換と称してのお酒の集いは続いています。不思議なのですが、高校時代に一言も喋ったことなく面識もない人なのに、同じ高校というだけでうれしくなります。同じ時代を生きた共有物があると早く打ち解けられるようです。
先の東日本大震災の時も、知り合いを探したりボランティアを募ったりさまざまな物資のやり取りに、今のこの通信技術の進歩は切実に有り難いツールとなっていることを実感します。 現実には遠く離れていても近くに寄り添うような活用の仕方がこれからの生活にはかかせないものとなっていくことでしょう。治療の分野でも遠隔治療などの技術は益々進歩をとげていくことと思います。 ただここのところあまりにも携帯の機能などに頼りすぎて、頭に入れておかなければいけない番号などまで携帯に任せてしまって、肝心の自分の機能が衰えてしまいそうな兆しが見えることが心配です……。皆さんはどうでしょうか? お互い、携帯が無くなると何も出来ない症候群にならないようにしないといけませんね。
田中 利尚
田中 利尚氏 歯科医師.整体師 日本抗加齢医学界専門医 国際統合医学界認定医 「咬合(かみあわせ)を制する者は歯科をも制す」という、歯科医学の見落とされている最も大切な力学的調和という根本理論に触れ、かみあわせを追求。しかし身体が変位していると良いかみ合わせを構築できないところに西洋医学の限界を感じ統合医療を目指し東洋医学(整体)を勉強。 顎が痛い、お口が開かない、首肩の凝り、腰痛、うつ病までを含む顎関節症の治療にも取り組んでいる。 「健康は歯から」を確信している。 |