健康に悪影響を及ぼす有害物質を使わず、さらに、高純度の天然石による遠赤外線やマイナスイオンの力で料理がおいしくなるとして、今、大注目の健康食器「森修焼(しんしゅうやき)」。
株式会社森修焼とプレマ株式会社のコラボ「森修焼をもっと食卓にプロジェクト」では、このすてきな食器たちをもっとたくさんの方の食卓に届けたいという想いで、日々新しいアイテムの開発に取り組んでいます。
2021年2月に始動した「森修焼をもっと食卓にプロジェクト」もいつのまにか1年半。
早いもので、今回はなんと第14弾のご紹介となります。
第14弾は、まったく新しいシリーズです。
「森修焼をもっと食卓にプロジェクト」が立ち上がったとき、スタッフ内でアンケートを実施したのですが、そのなかで多かった意見で「和食にも合うもの」という意見がありました。
そこで、既に発売している「土物茶碗」「土物汁碗」をつくったのですが、さらに「和モダン」をイメージして、和食にも洋食にも使えるもので、いろんなメニューに対応できるようシリーズ化しました。
森修焼が生み出す渾身の造形美を、どうぞごらんください。
シリーズ名にあるとおり、「しのぎ」の模様を入れることで、土物の味わい深い素朴なぬくもりのなかにモダンな風合いが加わって、とてもおしゃれな仕上がりになっています。伝統的な技法でありながら、現代の暮らしにも見事にフィットします。
第14弾の鎬紋(しのぎもん)シリーズは、3回に渡ってご紹介させていただく予定となっています。
今回は3アイテムです。
楕円鉢
楕円鉢は、前回の投稿「I・LOVE・じゃがバタ~」の最後でちらっとフライング予告していたものです(笑)。どれも、しのぎの紋様が美しいですよね。もはや芸術作品です。
今回、同じシリーズなのになぜご紹介が3回に渡るかというと、入荷時期の関係です。
鎬紋(しのぎもん)を作ってくださっている窯は、月に一度しか立ち上がりません。今、いろんな業界で問題となっていますが、陶器製造業界でも高齢化が進み、職人さんが非常に少なくなっています。窯での作業は、夏は暑く冬は寒く、焼く前の陶器は水を含んで非常に重く、土や染料で汚れるなど、非常に過酷な環境です。
「窯は暑い」というのは当たり前で、頭ではわかっているつもりでしたが、先日、窯にお邪魔して、その厳しい環境を目の当たりにしました。
そんな厳しい環境のなかでも、職人さんたちはみなさんまじめで勤勉で、大量の汗を流しながら作業に集中されている様子が印象的でした。
プレートに桜模様をつけてくださっているところです。ものすごく繊細な作業!
釉薬を食器にまとわせる技術、模様をつける技術、焼くときの天候や気温、湿度などの見極め、すべて職人技です。このすばらしい技術を後世に伝えるために、みなさまにもっともっと森修焼の魅力を知っていただきたい、と改めて感じました。
「森修焼をもっと食卓にプロジェクト」ではこれからも、いろんなものをご紹介、いろんな情報を発信していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。窯訪問のお話もまたお伝えしたいと思っていますので、ぜひお楽しみに^^
鎬紋(しのぎもん)は、さまざまな事情から、在庫がなくなってしまうと次回の入荷までにお時間をいただくことが予想されます。ぜひ、お早めにお求めください。