プレマシャンティ開発チームの花井です。
来月で兼業主夫歴12年目を迎えますが、この間、ちらし寿司なるものを作ったことは一度もありません。
炊き込みご飯は何度か経験がありますが、ちらし寿司は子どもの頃、町内祭りのたびに母親が作ってくれて、飯台で混ぜて、ウチワでパタパタ冷ます手伝いをさせられて以来です。
学生の頃に日本CI協会の料理教室で、桜沢里真先生から2年間マクロビオティック料理を教わりましたが、ちらし寿司は習った覚えがありません。
そんなこんなで、ちらし寿司を作るのは初めてなのですが、『ちらし寿司の素』を使ってみました。
まず驚いたのは、2合用なのに量が多いこと!
炊き込みご飯だったら3合でも多いぐらいの具の量なのですが、まずは、説明書きどおりに作ってみました。
愛用の土鍋で2合のご飯を炊き、飯台がないのでステンレスのボールに移し、「ちらし寿司の素」を混ぜながらウチワでパタパタ。
そういえば、先に酢飯を作るのではなかったのか?と一瞬あわてましたが、「素」にリンゴ酢が入っているのでした。
パタパタしていると昔懐かしい酢飯のいい香りがします。
ふと湧いた疑問は、なぜウチワでパタパタしなくてはいけないのか?
そこで、ネットで検索してみると、同じような疑問を持つ方がいるみたいで、いくつか回答がありました。
- べたつきを防ぐため。
元々水分を含んでいるご飯にさらに酢を入れるため、水分を飛ばさないと酢飯がべたついてしまう。ウチワで扇いで水分を飛ばすことで、これを防ぐ。 - 酢の香りが失われないようにするため。
酢飯は人肌程度に冷ますと、ほどよい風味を感じられる。冷ましすぎると美味しくなくなるので、素早く人肌に冷ますのがポイント。 - 味加減を調整するため。
- 炊き立ての熱いご飯は酢を良く吸うのに対し、冷めるとご飯のデンプンが固まって酢がしみ込まないため。
なるほど、ウチワパタパタの理由がわかりました。
裏ラベルに記載のとおり、器に盛り、紅生姜と錦糸卵を添えていただいてみると、懐かしいちらし寿司の味がしました。
原材料は、たけのこ、蓮根、人参、椎茸、昆布、リンゴ酢、砂糖、発酵調味料、鰹節、食塩、醤油。
家庭で手作りするのと、同じ原材料なので安心です。
ぜひお試しください。