以前から気になっていた京都万華鏡ミュージアムに行ってきました。
ここは展示室がわずか一室とこじんまりしていて、展示されている数十点の万華鏡はどれも手に取ってみることができる体験型のミュージアムです。
細長い筒を覗きながら回すと模様が変わっていくオーソドックスな万華鏡から、大きな陶器のつぼの中の万華鏡など、大小さまざまな万華鏡があり、見ていてあきません。
このミュージアムには日本初の室内投影式の万華鏡があり、1時簡に1回、壁や天井に10個の万華鏡が投影されますが、暗い部屋の四方の壁に映し出される万華鏡は、一瞬ごとにその形を変えていき、室内は幻想的な雰囲気に包まれます。投影時間はわずか5分ほどですが、このままずっと見ていたいと思わせる不思議な美しさがありました。
最後に手に取ったのはいつの頃か、思い出せないくらい久しぶりに万華鏡を見ましたが、赤や黄色の鮮やかな模様が次々と現れては消えていく万華鏡を覗いていると、忘れていた幼い頃を思い出し、少し懐かしく心癒されました。