私たちがもっている五感のなかで、「触覚」というのは、比較的地味な存在ではないでしょうか。
しかしながら「触覚」は意外と重要です。なぜなら、私たちが生きていく上で原初的な感覚であるからです。
私たちがこの世に生まれてくる際に、受精して、細胞分裂して、組織などが形づくられ、臓器となり…というプロセスの中で、実は「触覚」が唯一の感覚なのです。細胞と細胞の間の情報交換も、隣接して触れ合っているからこそ可能となります。
つまり原初の感覚が育まれ、それらが、それぞれの他の五感のもととなるのでしょう。触れるというのは、非常にリアリティがあります。
たとえば、 子どもさんに対して「あまりに可愛くて食べてしまいたい」という表現がよく使われますが、本当に味わって食べたい(笑)ということではなく、自己同一化するぐらい触れ合いたい ! という欲求を表しているのではないでしょうか。
ビジネスシーンでの握手なども、触れ合うことによる安心や信頼のキャッチボール儀式でしょう。その時腹に黒いものがあれば、鋭い人は感じてしまいます。言葉にしなくても。
また、親子、夫婦、恋人同士、仲の良い友達の間でハグする。これなども最たる例です。
リアリティ感が高い分だけ、他の感覚よりも「生きてる感」を感じやすい感覚かもしれません。
この能力を高めるのには、何でも触れれば高まる、というのではなくて、生命というか、自然の生のものに触れることが大事なような気がします。
昭和40年代、まだ鼻たれ小僧だった頃、遊びといえば、今のようなゲーム機などなく、外でどろんこになって、土やら石やら、草やら触っていました。それと比べると、今の子どもたちはかわいそうだと思います。触るといえば、ス
マホ、携帯、タブレット、ゲーム…無機物ばっかり。
日本人は、かつて繊細な感覚をもって世界にMade in Japan のステータスをつくりました。俳句や文学、アートにおいてもしかりです。職人の国、日本は世界で一番その言葉が似合う国だと思います。優れた職人は、修練によって普通では考えられないほどの触覚を身につけた人々でしょう。その感覚が、最初は手だけだったのが、他の五感、全身、目に見えないレベルまで及んで達人的境地に至るのだと思います。
感じる力は触覚から。
現代において通勤ラッシュ時や混雑している時/場所で、人の行き交う中でトラブルが起きやすいのも、各自の触覚が鈍っている部分もあるのではないかなと思います。感覚が閉じているから、感じられない。それは日本人としての素晴らしい能力をそぐことになってしまいます。
触覚。触れて感じること。大事だと思います。
佐藤 匠
佐藤 匠氏 ゼロマザーズ株式会社代表。様々な人生の問題に直面しながらも乗り越えてきた経験から、人・社会に貢献できるスキルを身につけたいと志向。様々な仕事をキャリアとしていくなか、20代から趣味ではじめた武道がきっかけとなり、スピリチュアル的要素に目覚めていく。現在はある意味運命的ともいえる林成敏氏との出会いから、氏の世界観と製品を「今現在に必要とされているものである」と判断し、それらを世に問うていく場としてゼロマザーズをはじめる。信条は「スピリチュアルは特別ではなく現実にいかせるもの」。 ブログ:http://ameblo.jp/quantum-mind/ |
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