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もうひとつの穴から覗いたら

視点を変えて心と身体を捉え直すボディワーカーのつぶやき

プレマ株式会社
プロモーションセクション
ボディワーカー

寺嶋 康浩 (てらしま やすひろ)

関西大学工学部卒。ディレクターとして企業の宣伝に携わる傍、
クラニオセイクラルやポラリティセラピーなどの療法を学ぶ。
身体と対話し身体から思考のクセや感情を解放していくあり方をUnfolding Bodywork としてまとめ伝えている。
趣味はダンス。1級電磁波測定士。健康経営アドバイザー。

プライドは必要か?

投稿日:

もし人目を気にしすぎたり、失敗するの恐れたりして動き出せないなら、
「うまくできるかわかりませんが、やってみます」の一言で
気持ちはぐっと楽になるんじゃないだろうか。

 

私の妻の連れ子の一人が大学を休学している。
彼女はやりたくない勉強を何となく続けるくらいなら、やりたいことを見つけるために時間を確保する決断をした。
彼女なりに動いているのだとは思うが、家にいる時間が多いので、見ている大人もつい窮屈に感じてしまうときがある。
でも、私も大学生のときは同じような状態だった。

私は就職活動をせずに大学を卒業した。
周りが就職活動をするからといって、自分の将来を何となく決めることができなかった。
周りと違う行動をすることに不安はあったが、やりたいと思えないことに向かおうとすると、身体が動かなかったのだ。

大学卒業後、就職しない理由を聞かれる度に窮屈になるので、逃げたい気持ちもあって海外を放浪した。
そのとき一人になって将来を考える時間ができ、前から興味のあったデザインの道に進むことに決めた。
デザインの勉強をして、なんとか雇って貰えるデザイン事務所を見つけて働き始めた。
中途採用なので仕事ができる前提だから、実務経験のない私は虚勢を張るしかないと思っていた。
しかし、ボロは隠せない。
デザイン作業は時間がかかるし、たいしたものも作れない。
毎日追い詰められ、できない自分を認めざるを得ない状況が続き、
3日目には「私にはできません。教えてください」と振り絞る声で懇願していた。
とても勇気がいったが、一気に肩の力が抜けた。
最初から「うまくできるかわかりませんが、やってみます」と言えたらどれだけ楽だっただろうか。

勉強ができたり、要領が良かったりすると、いつの間にかプライドができてしまう。
やったことのないこともできると思い込んでしまい、できていないことに気づけなくなる。
知ったかぶりをして学ぶのを辞めてしまう。
その会社では事あるごとに「役に立たないプライドは捨ててしまえ!」と言われていた。
よほどプライドが積み上がっていたのだろう。
社会人の初めにプライドを粉々にしてもらえたおかげで今があると考えている。

休学している彼女は、まるで昔の私を見ているようだ。
だけど、話を聞いているとバイトでの工夫など、私にはあの年齢でできなかったような気配りをしている。
彼女はできないから動けないのではない。
しゃがんだ方が高く跳べるように、ときには動けないことも必要だ。
休学もあと3ヶ月。
決断のときが近づいている。
彼女が跳ぶと決めたとき、どんな言葉を発するのか、とても楽しみにしている。

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