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もうひとつの穴から覗いたら

視点を変えて心と身体を捉え直すボディワーカーのつぶやき

プレマ株式会社
プロモーションセクション
ボディワーカー

寺嶋 康浩 (てらしま やすひろ)

関西大学工学部卒。ディレクターとして企業の宣伝に携わる傍、
クラニオセイクラルやポラリティセラピーなどの療法を学ぶ。
身体と対話し身体から思考のクセや感情を解放していくあり方をUnfolding Bodywork としてまとめ伝えている。
趣味はダンス。1級電磁波測定士。健康経営アドバイザー。

日常を踊る

投稿日:

打ち寄せては返す波のようなあり方が、
私たちにとってもっとも自然なのかもしれない。

月に2回、京都で5リズムというコンシャスダンスに夫婦で参加している。このところ参加者が増えてきて新たな面白さが出てきた。参加者が増えるほど、自身の日常がダンスフロアに現れるのだ。そこで踊ることで自身の考え方の癖や感情のパターンに客観的に気づくことがある。

参加者が増えても部屋は広くならないので、踊るスペースが物理的に狭くなる。自由に踊りにくくなるので前は好きではなかった。周りの人の動きを気にしながら、自分の踊りたい衝動を抑えていたので、フラストレーションが溜まってしまうのだ。

しかし、これは普段の私そのものだった。人目を気にして、言いたいことを言わないですまそうとする癖や自分のやりたいことを周りの人にしっかりオファーせずに「わかってよ!」という態度をとる癖、ときにはそれが嫌だから周りの人に興味のないフリをする癖などが、普段の私にフラストレーションを溜めさせている。

それに気づいてからは、参加者が増え、踊るスペースが狭くなるほど面白さが増している。日常ではいろんな性格や立場の人に囲まれ、狭い範囲のなかでそれぞれ影響し合って生きている。日常とダンスフロアが重なり、その環境で身体を動かし踊りを通して表現することで、自身と深く向き合っていけるのだ。

例えば、ダンスフロアで踊りながら人と人の間をすり抜けるとき、人にぶつからないように気をつけて、自分の動きを小さくすることもできるが、人にぶつからないようにしつつも、思いっきり大きく動くこともできる。そして、ときには周りの人に迷惑かな?と思える動きをしてみる。そうすると、周りの人がよけてくれたり、それが周りの人の刺激になったりするようだ。それがわかってくると、日常のなかでも人に気をつかい続けて自分を抑えることだけが、周りと調和する唯一の方法ではないことがわかってくる。逆に「誰かの迷惑になるんじゃないか」と、自身の表現を止めることで、誰かが刺激を受けられなくなってしまうのかもしれない。打ち寄せては返す波のようなあり方が、私たちにとって、もっとも自然なのかもしれない。

日常がダンスフロアに現れるなら、逆に日常とはダンスみたいなものだ。日常のなかにダンスを取り入れようと、買い物中のスーパーで人目を気にせず突然踊り出す私に妻は「ここではやめて」という。どうやらこの刺激は日常には迷惑らしい。

※Moving meditation(動く瞑想)とも呼ばれ、「 意識」「気づき」に焦点を置いたダンス。現在世界中でダンス人口が急速に増えているジャンル

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日常を踊る

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