日毎に寒さが厳しくなり、カラダの冷えを感じる季節となりました。今回は、冬の寒い時期でもカラダを温めながら楽しく酵素ダイエットをしていく秘訣をお伝えしていきます。
食べ過ぎた後はカラダを温めながら酵素断食でリセット!
年末年始にかけては、クリスマスや忘年会、新年会など、何かとご馳走をいただく機会が増えてくるかと思います。私もこの時期は、親しい人達と語らいながら楽しい時間を過ごしていますが、ご馳走を前にするとつい食べすぎてしまいます。すると翌朝はたいてい胃腸が疲れ、顔がむくんだり、カラダがどんよりと重たくなったりするのです。常に完璧な食事をするのは難しいものですが、そんな時こそ3日間の酵素断食が強い味方になってくれるのです。この断食を始めると、3日目には心身共にクリアーになり、喜びの感覚で満たされていきます。本当に心強いです。
私が初めて3日間の酵素断食を行ったのは11月上旬でした。その時期は、まださほど寒くありませんでしたが、〝お腹を冷やすと痩せ難い〟と伺っていましたので、腹巻や毛糸のパンツなどでお腹の周辺をあたたかくしながら行ないました。11月中旬頃からは日毎に寒くなりますが、ウールの靴下やセーター、マフラー、手袋、ひざ掛け、厚めのジャケットなどで防寒をし、カラダを冷やさないように工夫しました。
お風呂はカラダを温めますので就寝前に入るようにしています。湯船にしっかり浸かってカラダの芯まで温まり、入浴後は湯冷めをしないうちに布団に入りますが、寝つきが良くてたいがい1分もかからずに寝てしまうのです。
また、生姜はカラダを温めるパワーが非常に高いと感じています。味噌汁やラーメン、中華料理や野菜スープなどには生姜をたっぷり入れますし、豆腐の薬味にも欠かせません。そして、就寝前には、高麗人参茶に生姜パウダーを入れたり、生姜をすりおろして紅茶などに入れたりして飲むと、足先からジンジンと温かくなるのです。
先日あるTVの健康番組では、〝生姜紅茶〟を女性タレントさんに一週間飲んでもらい、体温の変化を測定するという実験を行なっていました。その実験によると〝生姜紅茶〟を飲む前は、35・5度と低めの体温でしたが、一週間飲み続けたところ36・5度と標準的な体温に上がっていたのです。体温が1度上がると免疫力が数倍高まるといいますが、〝生姜がカラダを温める力はスゴイ!〟とあらためて感じました。
3日酵素断食中の1日の摂取カロリーは平素の4分の1程度に抑えられていますので、当然カラダは冷えやすくなります。ですから寒い時期は、生姜ティーやごぼうや人参などの温野菜スープ(野菜を茹でた後、ミキサーにかけスープ状にする)や具なしの味噌汁、高麗人参茶、ブラックジンガーなどでカラダを温めて、酵素断食を快適に行っていただきたいと思います。
効果的な復食時の栄養の摂り方
また、〝復食になるとお腹が空いて、つい食べ過ぎてしまう〟という声を時々いただきますが、その対策についてお伝えします。
復食は、お粥やお蕎麦などをゆっくり半分の量から戻していただくことが消化不良を起さない秘訣ですが、それだけですと、カラダが必要としている栄養が十分に摂れません。ですから、復食中にも酵素飲料を飲むことがとても重要なのです。それに加えてナッツ類や季節のフルーツ、豆腐や豆乳などは、胃腸に負担をかけずにカラダが必要としている栄養を補ってくれますので、復食のメニューに加えていただき、必要に応じて摂ることをおススメします。
10年間の集大成“キラキラ酵素ダイエット” 遂に完成!
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竹下 登美子
竹下 登美子(たけしたとみこ)氏
1958年3月生まれ。1999年3月にHBIサロンをオープン。
HBIは、Holistic・Beauty・Instituteの略です。
ビューティーヘルスエンザイムを開発し、現在、自らがダイエットモデルを務めつつビューティーセラピストとして若返りと健康美をサポートしています。
(有)HBI 代表 日本エステティック協会認定エステティシャン、AEAJ認定アロマセラピスト