秋も深まり、食欲が旺盛になる季節になりました。
私は、朝食を酵素飲料に置き換えるプチ断食(半日断食)を続けていますが、昼食と夕食の2食はしっかりと栄養のある食事をとっています。今回は断食後の変化の体験談を交えながら、しっかり食べても太りにくい夕食の食卓メニューをご紹介します。
蘇った味覚・嗅覚センサー
3日断食後は味覚や嗅覚が敏感になり、味つけや食べ物の好みも大きく変化しました。断食を始めるようになって、キッチンから白砂糖が消えました。煮物料理や酢の物などに甘味がほしいときは、本みりんを加え、スープなどには野菜を加え、カレーのときはチャツネを加え、プレーンヨーグルトにはブルーアガベやフルーツを加えていますが、自然の甘さを好むようになりました。
更に、プチ断食を続けているうちに、味覚がどんどん敏感になり、野菜やフルーツなど旬の食材や精製していない穀物がおいしく感じられるようになって、自然とカラダによいものばかりを好むようになりました。味噌や醤油も減塩のものに変わり、カラダのむくみが解消されました。そして、食材が持っている微妙な旨みや香りなどを深く味わえるようになったので、食事をするたびに感謝の気持ちが湧くようになり、以前よりずっと食べることが楽しくなりました♪
朝と昼に酵素飲料を飲み、昼食と夕食にフルーツをとるようになってから、大好きだった洋菓子や和菓子などを見てもほしいと思わなくなりました。それらのスイーツ類は、彩りや形がキレイで見ると楽しい気分になりますが、たまにお付き合いで一口だけ味わう程度で十分な感じになり、味覚の変化に驚いています。
酵素とオメガ3を含む 低カロリー食が元気の秘訣
夕食のおかずで毎日欠かさずいただくのは薬味たっぷりの冷奴(ひややっこ)です。これは、夏向きのメニューというイメージがありますが、カラダを温める作用のある生姜をたっぷり添えて、おいしくいただいています。豆腐はたんぱく質を多く含みますが消化にやさしく、大豆の甘さと薬味の苦味、少量の醤油が混ざり合って、絶妙な旨みがあります。また、おかずでときどき食卓に登場するのは新鮮な魚介類のお刺身です。それらは、酵素が多く含まれ、消化吸収が良く、鮭、かつお、まぐろ、いわし、秋刀魚などに含まれる油には、必須脂肪酸のオメガ3?EPAとDHA?が含まれています。
EPAとDHAは、体内の脂肪代謝効率を上げ、心臓病の予防、肌の細胞膜の強化、肝臓の活発化、炎症の抑制、余分な水分を排出するので、健康なカラダ作りに欠かせないものです。アジや秋刀魚の塩焼きも好きでいただきますが、酵素や必須脂肪酸のEPAとDHAは熱に弱く、酸化しやすいので、熱を加えないで食べる刺身は栄養面でとてもよいのです。
野菜サラダや酢の物は、たんぱく質の消化を促し、ビタミンやミネラルを補うので欠かさずにとり、ご飯は、白米に麦や雑穀を半分加えて軽めにいただいています。温かい汁物は、お腹を温め、満腹感が得られるのでダイエットに効果的です。
更に食後は、季節のフルーツをいただきますが、秋は柿やリンゴ、梨、ブドウなどがおいしいですね♪ 平素の食事で、十分な栄養をバランスよくとり、不足しがちな栄養を酵素飲用で補ってきましたので、スリムで元気なカラダ、スッピンでいられるくらいの素肌が得られたのです。
夕食メニュー
|
竹下 登美子
竹下 登美子(たけしたとみこ)氏
1958年3月生まれ。1999年3月にHBIサロンをオープン。
HBIは、Holistic・Beauty・Instituteの略です。
ビューティーヘルスエンザイムを開発し、現在、自らがダイエットモデルを務めつつビューティーセラピストとして若返りと健康美をサポートしています。
(有)HBI 代表 日本エステティック協会認定エステティシャン、AEAJ認定アロマセラピスト