私とパートナーの清和氏は、酵素断食を体験したことで、食の重要性に目覚めました。彼は、以前から興味を持っていたアメリカの栄養学専門の通信大学(AHCN)の講座を受けることになりましたが、そこで得た内容は、若返りと健康美を促進するのに大いに役立ちました。断食をきかっけに、味覚が敏感になったことから、それまで外食の多かった食生活を見直し、二人で協力しながら自炊生活を始めたのです。
栄養の質を落とさずに
カロリーを落とすのが秘訣
朝は酵素飲料と味噌汁を飲むだけのプチ断食を続けていましたが、お互いに食べることが大好きでしたので、昼食と夕食は「美味しくて健康美と若さを保つ食事」をテーマに世界中の食文化に興味を持ち、色々チャレンジしていきました。幸い私たちには調理経験がありましたので、毎日の食事が癒しの食卓となっていきました。
あるとき、イタリア南部地方では、心疾患が非常に少ないという事実を知りました。調べてみますと、その地方は地中海圏にあり、太陽と海の恵みをいっぱい受けていることから新鮮な野菜や果物、魚介類などの食材に恵まれていたのです。鮮度の高い食材が豊富なことから、調理法がシンプルでも美味しいので、酵素やビタミンなどの破壊が少なく、抗酸化力の高いオリーブオイルやにんにくなどをふんだんに使っていることもヘルシーな理由でした。
二人ともイタリア料理が大好きでしたので、昼食は日替わりで、野菜やきのこ類、新鮮な魚貝類などの具沢山のボリュームたっぷりのパスタに野菜サラダ、そして、ビューティーへスルエンザイム(酵素飲料)を飲み、時間に余裕があるときは、季節のフルーツを食べるようになりました。このような昼食ですと、食べた後に満足感があり、腹持ちも良くなり、夕食の時間になるまで食べ物のことを忘れて仕事に集中することができるのです。
体重が60
キロあった頃は、近所にお手ごろなフレンチレストランがあり、ほとんど毎日のように通っていました。そこでのランチは、少量のサラダにスープ、メインはバターや生クリームがたっぷりの肉または魚料理、そしてフラスパンはおかわり自由で食後はコーヒーといったメニューでした。高カロリーなおかずに、パンもおかわりして食べていたにもかかわらず、夕方になると仕事に意識が集中できなくなるほどお腹が急に空くので、菓子類やおにぎりなどを食べていました。
今は、その頃の食事に比べて摂取カロリーは減っているのに、急にお腹が空くことも無くなり、おやつを食べる習慣はすっかりなくなりました。その理由は、野菜や果物、きのこ類をたっぷり摂り、パスタ(精製穀物)の量を減らしたことや酵素飲料を飲んだことです。野菜やきのこ類は嵩こそありますが、たくさん食べてもカロリーは低く、しかも、ビタミンやミネラル、アミノ酸なども摂れますから、体のサイクルが良くなるようです。食物さん達に感謝♪
野菜たっぷりのボンゴレ(1人前)
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竹下 登美子
竹下 登美子(たけしたとみこ)氏
1958年3月生まれ。1999年3月にHBIサロンをオープン。
HBIは、Holistic・Beauty・Instituteの略です。
ビューティーヘルスエンザイムを開発し、現在、自らがダイエットモデルを務めつつビューティーセラピストとして若返りと健康美をサポートしています。
(有)HBI 代表 日本エステティック協会認定エステティシャン、AEAJ認定アロマセラピスト