今回は、何かと気ぜわしい年末を元気に乗り切るためにぜひ観ていただきたいアメリカンコメディの傑作「大災難 P・T・A 」をご紹介します!
大災難 P・T・A |
||||
|
感謝祭の休暇に出張先のニューヨークから家族の待つシカゴへと急ぐ、エリートビジネスマンのニール。
太っちょで空気の読めない男デルと機内で隣合わせたのが運の尽き。(/Д\)
シカゴまでのP(飛行機…Plane)T(列車…Train)A(自動車…Automobile)の中で繰り広げられるふたりのトホホ珍道中の始まりです。(タイトルのPTAとは乗り物の頭文字のこと)
☆ズキュンワード(キメのフレーズ)☆
「流れには逆らうな!」
アクシデント続きでイライラしているニールに、どんな状況でも楽観的なデルが放つ一言。
たしかに、人生ツイていない時こそ思い切って流れに任せた方がうまくいくのかもしれません。
序盤、ニールがあまりにも理不尽な目に遭うので観ているこちらもイラついてしまうんですが、疫病神よろしくことごとく厄介ごとを引き起こすデリカシーのないデルにも、何故か感情移入してしまいます。
彼、全く悪気がないんですよね。
これでもか!と、ドジばっかりやらかすのに、どこか憎めなくてキュートなデル。(*゚∀゚)b
こんな人、友達の中にも一人はいます(笑)
ブンブン振り回されてトラブルまみれのかわいそうなニール。
なのに見ているこちらは、しだいに大爆笑の渦に巻き込まれていって何度もひーひー笑い転げてしまいます。
全編かなりベタな展開ですが、さんざん大笑いさせておいてラストで不覚にもホロリとさせるあたりは監督ジョン・ヒューズの真骨頂ではないでしょうか。
笑って泣いて、ぐっときてまた泣ける、2度おいしい傑作です!
△冒頭シーン、若かりし頃のケビン・ベーコンがカメオ出演(ちょい役)しています
※クリスマスおススメ関連作品※ 「34丁目の奇跡」 もしかして、サンタさんって本当にいるんじゃ…!?と、クリスマスが何倍にも楽しくなるハートウォーミングな作品。 |