健やかな体と康かな心
「家にいると調子が悪いんやけど、あそこへ行くと元気になるねん。」
80歳になるおじいさんから聞いた言葉です。「どうして」と聞くと、「家におるときは、なんでや、なんでやと思って暮らしているけど、あそこへ行くと感謝の気持ちになるねん。」という返事。
これが恐ろしい「なんで病」と特効薬「ありがとう」。「健康」の語源は「健体康心」。健やかな体と康かな心なんです。康かな心が健やかな体を作ります。おじいさんも「ありがとう」の康かな心が、元気へ導いたんですね。
「体」を考える西洋医学の急激な発展によって「心」が置き去りになってしまったと私は思っています。実際、医療が発達しているのに慢性病・生活習慣病は増え続けています。
でも、みなさんはもう「気づいて」ますよね。だって、気功・呼吸法・セラピー・マイナスイオンなどのたいへんな人気―。これからは「心の療法」の時代です。
夏の「冷え」が秋に爆発!
ほとんどの人が夏に体の「冷え」は無関係と思っています。これが、間違いなんです。
エアコン.冷たい飲食物・薄着・運動不足など、夏、体の芯はブルブルです。この「冷え」がたまって秋に爆発します。秋に体調を崩す人が多くなります。そしてそのまま冬に向かい、今度は「心の冷え」が加わり、いろいろな神経・精神神的な症状が出てく
るんですね。
要するに、春夏秋冬、1年を通じて体の芯を「温める」ことがどれだけ大切かが分かります。現に女性の8割、男性の4割は「冷え性」です。これでは生活習慣病が増え続けているのはあたり前で、不妊、胎児にも影響します。
元気のない高齢者 元気な高齢者
こんな会話があります。
元気のない高齢者「わしは昔、社長でえらかったんやで。」
孫「ふ~ん、それがどないしたん。」
元気な高齢者「わしに模型飛行機作らせたら、天下一品やで。」
孫「ワァーおじいちゃんカッコイイなあ。」
過去にしがみついていても仕方ない。元気な人は今を「顔晴り」(がんばり)ます。きっと脳波のアルファル波がいっぱいで免疫力がどんどん上がるのでしょうね。
イライラ、変なこだわりはストレスを招き、体を冷やします。免疫学的にも「ストレスと冷え」は病気の根本原因であることが分かっています。だから免疫力を上げるにはものの考え方を変え、笑って、心康らかにしてアルファ波が増えればいいんです。恐ろしい「なんで病」にも効き、質のいい睡眠もとれますよ!
私は元気な高齢者が大好きなんです。だって、生き字引ですから。私が出会った元気な高齢者はみんなよく笑い、楽しそうで、温かい。そう「心が温かい」は大事なこと。体の冷えは心の冷えを生み、病人はみんな心身が冷えています。
私がよく知っている老人医療の良医に聞きました。「どうして先生の病院に入ると元気になる人が多いんですか。」すると、先生は「ストレスをとって、心身を温めてあげるからだよ。」
夏の「冷え」対策に! 表面はさらっと心地良く、 隠れ「冷え」に効くルームシューズから各種パッド、寝具、カーペットまで…アイテム数豊富で便利に使える♪ |
執筆 プレマ株式会社 企業様コンサルティングチーム 山口 勝弘 |