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くま先生のすこやか診察室

「子どもも親も、家族みんなの笑顔と幸せのために」総合医療くま先生からのメッセージ

統合医療やまのうち小児科・
内科医師

山内 昌樹 (やまのうち まさき)

小児科医として勤務していたが、西洋医学の素晴らしさを感じつつ心から望む医療と現実のギャップに悩み、軽度のパニック障害を経験。YHC矢山クリニックで小児科 を担当し、病気の真の原因を学ぶ。お母さんの自己肯定感を取り戻すことが家族みんなを笑顔にし世界を平和にすると確信している。
〒849-0915 佐賀県佐賀市兵庫北5丁目8-7-2
0952-33-8500
http://www.yamanouchishounika.jp/

【Vol.88】扁桃体の再教育と引寄せの法則2

投稿日:

 前回、マイナス感情を感じた時、その感情を引き起こした出来事に対して「もっとこい!! 全部引き受けるぞ!!」と宣言する方法を紹介しました。 ポイントはマイナス感情に「気付いて」すかさず「宣言する」ことです。嫌な感情や嫌な出来事に対して、もっとこいと言うのは抵抗があると思います。僕も最初はほんとうに大丈夫かな? と恐る恐るやっていました。しかし、やってみると自分がマイナス感情に支配されず、心がとても軽くなります。頭がアドレナリン(ノルアドレナリン)を出さない状況がつくれるので、この方法は(多分?)間違いないはずです。 実際にやってみて気付いたのは、この方法は引寄せの法則にも関わっているということです。 引寄せの法則は、「思ったことが実現する」と一般的には理解されているようです。しかし、実際には思っただけで自分の思い通りの現実がおとずれることはありません。逆に、普段頭のなかで渦巻いているマイナスの思考が全て実現しているわけでもありません。引寄せの法則を紹介した書籍「ザ・シークレット」で重視しているのは「feel good:いい気分を感じる」ことです。思考そのものが現実化するのではなく、いい気分が次のいい気分を引き寄せるのだろうと思います。つまり、マイナス感情に気付いて、すかさず「宣言」して、マイナス感情を引きずらないことが大切です。

 さらにこの「宣言」をしていて気づきました。嫌な出来事を拒絶する気持ちが、その裏に隠れている「いいコト」を受け取ることも拒否してしまっている、ということです。嫌な出来事は、自分にとってマイナスでしかないと感じるものです。(図1)しかし、マイナスだと感じた出来事も、視点を変えてみると必ず「プラス」も隠れています。(図2)

 本当は、起きた出来事に「良い」「悪い」の評価をしているのは自分だけなのです。嫌な出来事を拒絶する気持ちは、その裏に隠れている宝物も拒絶してしまうのです。「もっとこい!!」と宣言することは、嫌な出来事の裏に隠れた、本当の宝物を手に入れる魔法の言葉なのです。もしかすると、引寄せの法則の本質は、こういう事なのかもしれませんね。嫌な出来事に対して「もっとこい!!」と言うのは、最初は抵抗があるかもしれませんが、本当の宝物を手に入れるために、勇気を出して言ってみましょう。(続く)

山内昌樹

医師 山内昌樹氏
平成19年まで一般小児科医として診療を行うかたわら、統合医療を志しYHC矢山クリニックで小児科を担当。平成22年12月佐賀市内に『統合医療やまのうち小児科・内科』を開院。
医師となってから、重病の患者さんが劇的な回復をすることや子どもの生命力の素晴らしさなどを経験するも、個人差を考慮しない画一的な治療、ステロイド薬や免疫抑制剤の副作用など、西洋医学の限界を感じる。
漢方薬や代替療法と西洋医学を融合して治療を行うYHC矢山クリニックで小児科を担当、病気の真の原因を学び、実際の診療で効果が見られることを経験。

- くま先生のすこやか診察室 - 2015年1月発刊 Vol.88

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