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オルタナティブファーム宮古

自然の恵みいっぱいの宮古島から農業や商品開発するなかで感じたこと気づいたこと

オルタナティブ
ファーム宮古 代表

松本 克也 (まつもと かつや)

自動車メーカーなど14 年の研究職を離れ、2012 年5月に家族4人で宮古島に移住。
約1万平米の畑で主に有機サトウキビを栽培し、黒糖蜜やキビ砂糖などの加工品を製造。
畑で黒糖作りが体験できるプログラムも準備中。
その他、有機バナナの栽培、未完熟マンゴーの発酵飲料の製造に携わる。

【Vol.92】『楽しい』から発信!

投稿日:

『仕事の報酬は仕事』。過去に先輩から聞いたときは、冗談として聞き流していたことが真実であったと、今になって実感しています。考えてみると当たり前のことですが、がんばった分だけ、次々に『新しい仕事・新しいチャンス』を頂いて帰ってきます。
プレマ宮古島プロジェクトの発足当初に想い描き、中川社長と共有した事業イメージを具現化できるように、現場で現物・現実と向き合って奮闘を続けてきています。様々のことがゼロスタートでしたので、(今も相変わらずではありますが)動きながら考える/考えながら動くスタンスで、安定した仕事の下地を作る作業に翻弄されてきました。
「来年はもっと楽できるように、要点を整理・ルール化してスムースな仕事の流れを作ろう」、「適期に機械化作業を導入して、楽に栽培管理しよう」など、常に業務効率アップを考えて、いろいろな施策を検討・導入してきています。楽になろうと思ってがんばっていながら、手を広げるスピードに間に合わず、結果、以前より大変な状況に追い込まれてきてしまっています(苦笑)。
NoPlay,NoWin.NoPlay,NoLoose. と言われる通りでもあり、忙しくさせて頂いていること自体はありがたいことだと思っています。
プロジェクトに興味・関心を持たれた方が、ご注文をくださり、農業体験においでになり、また、『一緒に何かやろうよ』って声を掛けてくださいます。本当にありがたいことだと感謝しています。
一方で、抱えられる限界を自覚しないといけないな、と最近よく自戒しています。圧倒的な力量不足で、やりたいこと/やれることが目前にありながら間に合わず、チャンスを取りこぼしたり、一部には約束が守れずに周囲にご迷惑もおかけしたこともあります。畑の管理も行き届かず、随分暴れさせてしまっています(苦笑)。
先日、写真の整理をする機会があって、7年前・5年前に家族で宮古島旅行に来た時の写真が出てきました。わずか5日間の滞在期間を存分に充実させようと、毎日、家族揃って前浜に行った当時の様子を思い出しました。バケーションで来ていた時と同等比較することは勿論ありませんが、考えてみると、車で数分で到着する前浜に、この2年間で家族揃って出かけたことは5回もありません……。
以前、恐らく何かを察した先輩農家さんから「現場が切迫感に溢れていては、お客様に良いものはお届けできないよ」と戒められたことがありました。自身では気付けていなかっただけで、カリカリしていたのでしょう(苦笑)。
お客様に良質の野菜を届けようと日夜必死になって仕事に精を出され、ご自身はコンビニ弁当で食事を済まされる農業生産者さんの様子を、笑えない話としてお聞きしたことがあります。
現場はやはり『楽しい』から発信してまいります。徐々に実力もつけていきたいと思っています。今後とも皆様のご支援を賜れますよう、どうぞよろしくお願いいたします。。


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松本克也
プレマ宮古島プロジェクトリーダー(兼農業生産法人(株)オルタナティブファーム宮古代表取締役)
2012年4月まで自動車会社に勤務。車体製造の接合技術開発に心血を注ぎ、エンジニア一筋の人生を送る。2011年12月にもともとプレマファンだった姉から「プレマ・宮古島プロジェクトの発足とスタッフ募集」のメルマガ情報を聞いて『これだ!』と直感し、転職を決意。そこからはとんとん拍子に事が進み、家族で宮古島に移住。今ではすっかり都人(実は京都出身)ならぬ宮古人になりました。
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プレマ株式会社の『宮古島プロジェクト 宮古島の自然農法を推進し、島の健全な地下水と珊瑚礁を守り、お客様に安心と安全を届けます。

- オルタナティブファーム宮古 - 2015年5月発刊 Vol.92

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