テレビで『ビューティー・コロシアム』という番組をチラ見しました。
いろんな外身に悩みを持った女性に、その道のプロが顔、体型、髪、メイクなどいじる番組だった。
確かに、同情する女性もいました。この美容整形で強く明るく正しい生き方が出来たら、いいと思いました。おいらは、その女性達の気持ちはよくわかるわ。
発病した時は、しゃべれる薬、聞ける薬、手が動く薬があったら1億でも買う!(金はないけど)とずっと思ったから。
でも、以前から宇宙学を学んで『四句御 言(しくごしんげん)』という詩を知っていました。
【与えられたことを感謝して受けよ
与えられぬことを感謝して受けよ
与えられたことを拒(こば)む これ欲なり
与えられぬことを欲(ほっ)する これ欲なり】
たけの場合は、この障害は与えれたことだから感謝して受け入れたんです。
もちろん、最初は無理やり感謝した。「ありがとうございます、ありがとう、ありがとう、ありがとう・・・・」と。ほんまにムリヤリ、無理やり、無理矢理でしたよ。
しゃべる、聞く、片手など障害全般は、与えられぬことだから感謝して受け入れたんです。 病気・障害は「いやだ!!」と拒むとこれも欲ですね。
喋りたい、聞きたい、など与えられぬことを欲したら、これも欲ですね。
この四句御 言(しくごしんげん)を知ると今の自分の分相応がよく解りますね。
そして、自分の業を感謝したら、その嫌な部分は素敵な個性となって、自分の味方になってくれました。
『四句御 言(しくごしんげん)』の教えを実践して、「ありがとうございます」と口グセにして、落ち着いていた頃、『しゃべれる薬、言葉を判る薬、手が動く薬があったら1億でも買う!』と思ったが、大切なことに気付いた。
待った・・・1億を出して元の体に戻れるって、もともとの体はいくらの価値があったやろ?
ただで話を出来る、ただで言葉、音楽がわかる、手も使える。全部もともと出来ることだった。
以前は、話を出来る、ただで言葉、音楽がわかる、手も使えるって当たり前で、感謝したことなどなかった。
もしかしたら、僕らは無限の幸せに包まれて生きてきたかも、と気付いた。
もしかしたら、僕らは普段から当たり前と思っていることが、むちゃくちゃありがたいことかも、と気付いた。
普通に話が出来ることがどれほどありがた いことか。
普通に歌を聴けることがどれほどありがた いことか。
普通に手・足を動くことがどれほどありが たいことか。
普通に自分でうんこできることがどれほど ありがたいことか。
すべてありがたくてありがたいことだった。
それに気付いたら、争う、比べる、怒ることどんどんなくなってきた。
必要なものは全部全部いただいている と気付いてしまった・・・・・
なのに僕らは、「あれが足りない」「これも気に入らない」「あれほしい」「これほしい」「○○さんはいいなぁ~」と、不平不満、文句、ねたみを言っているのです。
僕らは幸せの海の中にいます。一歩外に出たら、よくわかります。「私はありがたいことだらけだった」と。
いま、おいらは、神様から「元の体に戻してあげようか?」と言われたら、「いいえ、私は今のままで十分幸せです」と言います。
僕は、今のままで十分幸せです。
多分、みなさんも ・・・・・・
ありがとうございます。
表現画家「たけ」
表現画家「たけ」 ありがとうと「宇宙学」の実践ジャー、世界一無口な絵描きこと、我らがヒーロー表現者「たけ」さん。たけさんのメッセージは、私たちにいつもたくさんの元気と、たくさんの気づきを与えてくれます。 当コーナーは、たけさんが運営するブログ「ありがとうプロジェクト」より、たけさんご本人の許可を得て抜粋紹介しています。 「ありがとうプロジェクト」 |