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気づきがかえる自分をかえる世界がかわる

【vol.3】文学に、アートに、少女に、そして竹に魅せられて 第3回

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シリーズ1
-文学に、アートに、少女に、そして竹に魅せられて-
【第3回】物作りの選択と少女との出会い

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芸術ではたくさんの人にメッセージを伝えられないが、製品ならより多くの人々に自分の思いを届けられる。そう考えた私は物作りを始めることにした。

ハーブティにまだ馴染みがなかった時代に、花・葉・茎と順に色が出る美しさを楽しめるガラスポットも作った。生活雑貨もおもちゃも作ったが、創造する必然性を自分自身が感じていることは絶対条件だった。

ある夕方、荒川の土手で男の子達がグライダーを飛ばしていた。それをじっと見ているひとりの女の子。「やりたいの?」「やりたいけど、いやだ」。戦闘機型は男の子っぽいという少女の言葉に、女の子用のグライダーを作ることをその場で決めた。
モチーフは海の生き物。グライダーそのものの設計は容易かったが、五歳の子供でも組み立てて遊べるようにと思ったので、それなりに時間がかかった。

次の問題はどうやって名も知らない少女に届けるか・・・。土手の近くにセブンイレブンがあったことを思い出すや否や、セブンイレブンの本社に行き、通りがかりのバイヤーを捕まえていた。その勢いに、「絶対この人は引かない」と思われたらしく、見事採用決定。

少女に届けるには一店舗で十分だったが、エリア全体での販売が条件らしく、初回注文三・五万機。なんとか納品し二週間後に二万の追加注文・・・。そんな矢先、あの土手の近くの店舗でも商品が並んでいることを確認し、彼女も買ってくれただろうと思ったとたん、一気に創作意欲がなくなった。目的は果たし、作る必然性がなくなったので、「次のモデルも」という要請も断わった。それよりもほかにやるべきことがあると直感的に感じていた。

キャリアを積んで竹の世界へ・・・次回をお楽しみに!

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- 気づきがかえる自分をかえる世界がかわる - 2007年11月発刊 Vol.3

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