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隊長が行く!

【Vol.37】ミッチェルメイ1 痛みや苦しみから解放されるために

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ミッチェル・メイ 2010年6月、アメリカユタ州モアブにあるシナジーカンパニー社を訪ねた私たちは、様々なテーマについてミッチェル・メイ氏と語り合いました。この地をゆったりと流れる大河コロラド川の水面のように、静かに、しかし力強く語りかけるミッチェルのメッセージを今月号から数回連続で皆様にご紹介していきます。


ー痛みや苦しみを乗り越えるためには、私たちはどうすればよいのでしょうか。

 人々は、肉体的、心理的、経済的、あるいは人間関係といった多種多様な困難を抱えています。それらから逃れるために人々はいろんなことを実践し、様々な文化や宗教が、そういった人々を救済しようとしてきました。仏教への造詣は深くはありませんが、その教えのひとつが、このような困難を乗り越えるためのものだと理解しています。

 私たちは苦難から逃れるために何らかの方法を手にしますが、それは一時的に役に立つこともあれば、全く役に立たないこともあります。私には簡単な解決策があるかどうかもわかりませんし、それを探すこともやめました。

 庭の水まき用のホースで例えると、多くの肉体的痛みは、肉体というホースが異物で詰まっている状態です。異物は炎症をもたらし、痛みを引き起こします。ホースが詰まると水まきはできず、内部には余計な圧力が生じる。この状況には2つの問題があるわけです。

 西洋医学は、この異物を強力な薬や外科手術で取り除こうとします。時にはうまくいきますが、多くの場合そうではありません。痛みは感じなくなるかもしれませんが、本当の原因を取り去らないので根本的な問題が残り、その人をどんどん弱めていきます。

 人々は人生を「苦痛」に合わせていく傾向があります。痛みが復活しそうなことを避けるうちに、人生がどんどん小さくなっていくのです。最近は骨折すると、多少の痛みは感じても積極的に動かすように言われますね。速やかな回復には、血液や栄養、エネルギーのスムーズな流れが必要だからです。痛みに耐えなければ自分を弱めてしまいますから、喜んでこの不快感と向き合わなければなりません。

 このときに必要なのは、十分なエネルギーとバイタリティです。それらが不十分だと、ただ痛みから遠ざかろうとするだけでしょう。深刻な場合は安静にする期間も必要ですが、「痛みを避けて真の癒しを得ることは難しい」というのは、私自身の経験でもあります。

 心理的、精神的な問題も同様で、例えそれがどんなことであろうと、自ら望んで、不快な状況や環境、そして自分自身の内面に直面する必要があります。そうしなければ、その人本来のエネルギーは戻ってきません。
痛みは、何らかのバランスが崩れていることを伝える、エネルギーあふれる重要なメッセージです。ですから私たちは、その痛みがもたらすメッセージに気づき、理解する必要がありますが、残念なことに、多くの人はその痛みの深い意味を理解しようとしません。痛みはいやだと避けるばかりで、炭酸飲料を飲みたい、たばこを吸いたいなどといった様々な欲望を理由に、本当の原因を見過ごし、そうして痛みが増大した途端、「なぜこんなことが!」とさわぎだします。

 激しい痛みは怒りをもたらし、「どうして自分だけ」という気持ちが状況をより混乱させます。これは痛みそのものに直面していないことのひとつの表れです。心情は理解できますが、けっして真の癒しにはつながりません。

 ある人々は耳を澄まし、より良い人生に導いてくれる「言葉によらないメッセージ」をとても良く聴いています。そういった人々は何か特別な力を持っていると思われがちですが、本当はとても自然なことです。彼らは、今ここにあるメッセージを聴いているに過ぎないのです。多くの人は耳を閉じていて気がつかないだけです。

 ヒーリングワークをしていた頃の私の役目は、彼らが聞こうとしない「痛みを通じたメッセージ」によって、生きるために何を変えるべきなのかを理解できるようにサポートすることでした。ワーク中、痛みにはすごいエネルギーとすばらしいリソースがあることに毎回気づかされました。痛みが激しければ激しいほど、より大きなエネルギーが閉じこめられています。そのエネルギーが解放されると、ホースで庭に水をまくように身体を癒しはじめ、その人の人生にエネルギーが加わって、すばらしい変化をうながします。あるいは、肉体的には良くなっていなくても、別の部分が深められることも数多くあります。

 もちろん、自分自身でエネルギーを動かしたり、問題の特定が困難だったりする場合は、バッテリー同士をつないで故障車のエンジンをジャンプスタートさせるように、外からのエネルギーが必要なこともあります。足りないエネルギーを植物や指圧、時には医薬品などからもらって癒しのプロセスをスタートしてから、自分自身の内面へ向かうこともあるでしょう。

 その、外からのエネルギーのひとつになり得るものとして私が作ったものが、ピュアシナジーです。

ピュアシナジー
ピュアシナジー

 ミッチェルがヒーリングをしていた当時、何千もの人々が救いを求めて彼を訪ねてきました。しかし、一日の20~22時間を費やしても、すべての人を癒すことは物理的に不可能でした。

 この苦しい経験は、「生命エネルギー、癒しのエネルギーを取り込んだ製品を作りたい」というミッチェルのインスピレーションとゴールに大きな影響を与えました。「その製品が、自分に代わってヒーリングエネルギーを届けてくれるかもしれない」という願いひとつで作り上げられた「ピュアシナジー」は、シナジーカンパニーの原点そのものです。ミッチェルは今も、誰もいない週末の工場で、すべての場所でエネルギーが浄化されるようヒーリングを行っています。これはミッチェルにとって、とても重要な仕事なのです。

- 隊長が行く! - 2010年9月発刊 Vol.37

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