プレマシャンティの新商品、甘くないグラノーラ「大人のスパイス・グラノーラ」を開発したCOCOLO KYOTOさんにお話を伺いました。
店で焼いて袋詰めしています。
取材時にちょうど「大人のスパイス・グラノーラ」が焼かれてました。
食べてハッピーなれてきれいになれるグラノーラ
僕にとって変化のきっかけはいつも子ども。安心して子どもに食べさせられるおやつが無かったのです。
実家の母が、20年以上、無農薬の野菜を育てており、家では無農薬野菜など安全なものを食べさせています。
でも、外でおやつをもらうこともありますし、お友達に「いらない」とは言えませんよね。
おやつに限らず、子どもが食べるものについては、原材料から納得できるものを選びたい。
いろいろ探していてグラノーラに出会いました。
人間は食べたものでできていますし、食べものってパワーをもらえますよね。
「毎日食べてココロもカラダもハッピーになってほしい」を店のコンセプトとしており、食べてハッピーになれて、なおかつ、きれいになれる食材を選んでいます。
有機にこだわるのはもちろん、それぞれ味のバランスを見ながら決めています。
ポテトチップスなどのおやつの代わりにもなりますが、食事にも、アルコールのおつまみにもなるんですよ。
一番人気は、プレミアムメープル。子どもにはココアが人気です。京都柚子味噌は、サラダにも合います。
グラノーラの主原料オーツ麦とナッツは食物繊維が多く、お通じが良くなるので、50~70代の女性のお客さまが特に多く、スポーツやヨガをしている人もたくさんいらっしゃいます。
また、「誰かを幸せにしたい」という内祝いのギフトとして選んでくださる方も多いです。
プレマさんとの仕事を決めたのは、担当の横山さんの熱い想い。
僕らの世代は、服を買うにしても、服よりも販売員さんなど「人」に惚れて買う世代。
どんな人といっしょに仕事をするかは重要ですよね。
今後は、地元、京都の素材を使った商品を、もっと増やしていきたいと思っています。(井上泰輔さん)
焼けたグラノーラの粗熱を取ってゴールデンベリーを混ぜたところ。
この後、袋に詰められていきます。
お客さまのレシピのアイデアを聞かせてもらうのが喜びです
子どものアレルギーが、食を考えるきっかけになりました。
アレルギーのある子は、本当に身体にいいもの、よくないものを知っていて、家族に食の大切さを思い出させてくれたのかもしれません。
グラノーラといえば、どうしても、牛乳やヨーグルトをかけて食べる朝食や、おやつというイメージだと思いますが、私は、おかずとして食べていただきたいと思っています。
試していただきたいのが、サラダやグラタンに使うこと。
「大人のスパイス・グラノーラ」もそうですが、スパイシーでペッパーがきいているものは、チーズ、水切りヨーグルト、クリーム、じゃがいもなどと相性がいいんですよ。
ぜひ、グラタンにふりかけてみてください。よくサラダにカリカリのオニオンフライをふりかけますが、その要領でサラダにふりかけても。また、スープにも合います。
意外なのは、和食。
京都柚子味噌は小松菜やねぎなど、旬の野菜の和え物にも入れてもらいたいです。
生の柚子は日持ちしませんが、これならいつでも柚子の香りが楽しめます。
醤油や味噌にも合うので、ぜひいろいろなレシピを試していただきたいです。
お客さまから、どんな風に食べたのか教えていただきますが、そのアレンジに驚かされることも大きな喜びです。
みなさまのお声、お待ちしています。(井上美香さん)
京都の街並に馴染んだ店舗には外国人観光客が来店することも。
店内のカフェでは、豆乳やアイスとのコラボメニュー、また、アサイボウルやグリーンスムージーなども食べられます。