アトピーが悪化しはじめたのは、ちょうど昨年の今ごろのことでした。
子どもの頃からのアレルギー体質で、アトピーや喘息、鼻炎とは長いつきあいでしたし、春先はいつも肌の調子がすぐれない中、1-2ヶ月スキンケアを工夫する程度で、なんとか自分で乗り越えていましたから今度もまたなんとかなる、と事の重大さにあえて目をつぶっていました。前兆はいくつかありました。毎晩パジャマがびっしょりになるほど寝汗をかき、汗ばむ陽気でも暑さを感じず、便秘は悪化し腸の動きをほとんど感じなくなっていました。
「これはまずい」認めざるを得なくなったとき、自分の力だけでコントロールできる域を超えていました。
原因はいくつもありましたが、いちばんは甘いものやコーヒーの摂りすぎでした。お客さまを前にこんな事をカミングアウトするのは、とてもとても恥ずかしいことですが…
下の息子を妊娠したときから、大好きだった甘いものやコーヒーを控えるよう努力していましたが育児休暇を終え、お仕事に復帰した途端、その糸が切れてしまったのです。
妊娠・出産・授乳期を通して、勿論まったく甘いものを食べなかった訳ではありません。赤ちゃんや母乳に影響のないものを選んで、量も考えて…とわたしなりに考えていたつもりですがいつも我慢している、そんな意識だけが強すぎたのかもしれません。私からアレルギー体質を受け継いでしまった娘もまた、軽度ですがアトピーの症状がありました。娘のアトピー対策もあって、3年ほど前から、ひと月に1回程度、和歌山の温泉『ゆの里』に通っていました。
主人は『月のしずく』や『ゆの里』はわたしよりも先に知っていて、義父や上司が使用していたことなどから『ゆの里』には理解がありました。
『ゆの里』だけで娘のアトピーに対処しようと考えていた訳ではありません。ただ、自然療法原始海水のミネラルイオン水「月のしずく」「神秘の水・夢」高野山麓「ゆの里」に湧き出る地球のパワーあふれるお水 詳細は8ページへ2012Mayらくなちゅらる通信6や食事療法にまったく関心のない主人でしたから、争わずに済む『ゆの里』は、我が家には有り難い存在でした。
私のアトピー悪化に伴い、自然に和歌山へ通う回数は増えていきました。ひと月に1回が、2週間に1回となり、毎週土曜日になり、時には仕事まで休んで『ゆの里』のお湯に浸かるようになっていました。
坂井 歩
 プレマ株式会社 経営企画室坂井 歩 ちょっと、どこかにハマルとおかしな方向にのめり込む典型的なＢ型のサラブレッドです。 お仕事している間はB型の血をできるだけ出さないように冷静に対処している……つもりです。 家ではこれまた強烈なB型一家。 |
