大型映像装置による広告、電車、Wi-Fi、そして、人混み。
乱れた波長の世界に生きる現代人のデジタルお守り『シューマンインスパイヤ』や『ミッキーのマジック3』は、鍼灸師や整体師といった治療家を中心に全国に愛用者がいらっしゃいます。
株式会社マインド・クラフト店主の高尾司さん。
「作業と仕事を混同し、ルーティンワークができること=仕事ができる、と捉えることには違和感を覚えます。
仕事とは創造性を必要とするもの。
これまでのものを変えるということであり、発想と行動力どちらも必要になるのです」と語る
大学卒業後ずっとコンピューターのエンジニアをしてきましたが、本業とは別に、好奇心から個人で簡単な波動測定器を作っていました。
プログラムを書くのはもちろん、ハードウェアも作ってきた経緯もあり、電子機器を作ることは、さほどハードルの高いものではありませんでした。
波動に興味を持ったのは、ラジオニクスという波動機器が虫を殺すという情報を知ったのがきっかけ。
理由を知りたくて機械を開けて確かめてみました。
理系の自分としては納得のいかない情報が多く、個人サイトを作って、自分で調べた情報を掲載していたところ、治療家の方を中心に個人的な依頼がくるようになったのです。
もうひとつの理由は瞑想への興味。
ビジネスマンは左脳に偏りがちですが、発想や思いつきは、そういうところからは生まれません。
瞑想の第一人者の山田孝男さんとも交流がありました。
商品開発の多くは周囲からのサジェスチョンがきっかけになっています。
普段から自分が気になっていることを書き留めておくと、それに関連した話をいただき商品開発することに。
きっと、なにか繋がっているのでしょう。
自分が見ている「外」で起こる現象と、自分の内面とは一緒なのだと思います。
だから、現状に不満がある人は、きっと、自分のどこかに歪みがあるのではないでしょうか。
人気があるのはシューマン波発生装置で愛用者の多くは治療家の方です。
創業当初5〜6種類の機械を作りましたが、そんな風に毎年新商品を開発するのは無理だろうと思っていました。
でも、結果的に毎年2〜3種類開発できていることに私も驚いています。
7年前から始めてずっと競合もなく現在、弊社が生き残っているのは、柔軟に対応してきたからだといえるかもしれません。
私は機能と効能を分けていて、設計については機能の話をしていて、効能の話はほとんどしません。
しかし、普通のエンジニアは結果や効能がわからないものを作りたくない傾向にあるようです。
昔なら技術的に難しいことも、現在ではコンピューターシステムを作ればなんとかなりますし、さまざまな部品が出てきているので、作りやすい時代になったといえます。
例えば『ミッキーのマジック3』は3つの周波数をサイクルで発する装置ですが、それもコンピューターシステムで解決できます。
『チャクラバランサー』については、「光」を使う商品がほしいという依頼があり、なにか特別な光を利用しようと作ったものです。
使用したのは、紫外線を当てると光る石「ウランガラス」。
0・1%程度の微量のウランが入ったガラスです。
持ち歩けるような形で使っているものはなかったので、懐中電灯のメーカーと話を進めました。
紫外線で光る石は意外に存在するのですが、透明度という意味で、ほかの鉱物は候補に挙がりませんでした。
日本では作っていないのでチェコから輸入しています。
個人的にはアストラル体になにか作用するのではと感じてはいましたが、実際にオーラ測定機で変化が明確になったのです。
いろいろなアイデアを形にしてきましたが、思いつきとアイデアは違います。
思いつきはすぐに消えますが、アイデアは長く頭の中に残るので大切にしています。
アイデアを形にするには時間がかかり、すぐに答えは出ません。
それでも私を突き動かすのは、好奇心以外のなにものでもありません(笑)。
今は周波数を利用してエンドルフィンを発生させる装置を考えています。
私が保証できるのは、どんな波動や周波数が出ているかというところまで。
その結果や効能についてはユーザーの方に委ねています。
そうすると雪だるま式に広がり、みなさんそれぞれが効能を発見してくれるんです。
肌が変わった、便秘が治ったなど、こちらが予測していない驚くような結果をお知らせいただくことがありますが、どんな効能が見つかろうと、その人にとって事実のはずですので、それを尊重したいと思っています。
いつもお伝えしているのは「あなたもプロジェクトの一員」です。
ユーザーの方といっしょに研究している気持ちで作っています。