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ボディワーカー

寺嶋 康浩 (てらしま やすひろ)

関西大学工学部卒。ディレクターとして企業の宣伝に携わる傍、
クラニオセイクラルやポラリティセラピーなどの療法を学ぶ。
身体と対話し身体から思考のクセや感情を解放していく独自のボディワークをUnfolding
Bodywork としてまとめ、個人セッションやボディワーカーの養成、ワークショップを開催している。
趣味はダンス、古武術。

「便利」が体験を奪い、 生きる力を弱くしている?

投稿日:

考えすぎて動けないのは、
「体験」が少ないからかもしれない。
どうして体験が少なくなるのか?

 

人がやらないことをやることが好きだ。その体験のなかに、心身ともに心地よく生きるためのヒントがあると考えている。今、やりたいのはスマホを辞めること。便利だけれど、その便利に支配されているように感じる。いつでもお構いなしに連絡が入り、そのほとんどがこちらが返答するのを前提としている。「絶対返信ルール」がある訳ではないが、返答しないという選択肢は、社会的信頼を失いかねないところまできているから恐ろしい。それならいっそスマホを持っていない変人だというレッテルを貼られた方が楽に生きられるんじゃないか。人は便利が大好きだが、それによって不自由になっているとは考えられないだろうか。

 

2011年の震災があった後、私は家にある一切の家電を捨て、電気を使わない生活をしていた。といっても、洗濯機以外だが(笑)。原発がなければ電気が足りなくなる論があり、本当に電気が必要なのかを確かめたかったからだ。一人暮らしだからできたことかもしれないが、その便利を排除した生活は、便利とは何かを考えるきっかけになった。私は炊飯器がなくなって初めて、米を鍋で炊いた経験がないことに気づいた。必要に迫られ最初はうまく炊けなかった米も工夫を重ねうまく炊けるようになった。手間をかけた米は、他のどの米より美味しく感じる。手間は省くのではく、かけるものだとつくづく思う。便利を辞めると、体験が増える。便利がなくなると、あるもので工夫しようとする。「体験」と「工夫」が生きる力を強くするのではないかと考えている。最近、雑巾が絞れない子、マッチが擦れない子が増えているのも関係しているのかもしれない。

 

便利は人から体験を奪っていく。何かしらの理由で便利を必要としている人もいるので便利をなくすというのも違うのかもしれない。便利を無条件に受け入れるのではなく、必要なものを選んでいくという視点が大事ではないだろうか。

 

手間をかける生活は、掃除や調理など暮らしの一つひとつが丁寧になる。時間がゆっくりと流れ、心も満たされていく感じさえある。忙しいから便利なものを使っているようで、実は、余計に忙しくなってはいないだろうか。家族や仕事関係の人には嫌がられるだろうが、私が私らしくいるためにやはりスマホは辞めたい。変人と思われたっていい。いや、すでに思っていると突っ込まれそうだが。

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