顔は私たちの個性や感情を表しています。シャープな顔や丸い顔、もっとよく見ていけば、それぞれがとても個性的な顔をしていることがわかります。うれしいときは緩んで笑顔になったり、悲しいときは感情を表すように顔が変化したりします。そして、間違ったときや失敗したときには顔を隠したり、身体の調子が悪く気分が優れないときは、顔色が悪くなったりします。言わなくても気持ちや考えが表情から読み取れることを、「顔に書いてある」と言いますが、顔はコミュニケーション手段のひとつなのです。だから、私たちは顔をよく見せようと、顔のお手入れを入念にしたり、クリームや化粧を塗ったりします。今回はボディワーカーの観点から「顔」と「感情」のお話をご紹介します。
(1)眉間にシワを寄せる、歯ぎしり癖が表しているもの
表情が硬い人や難しい表情をしている人と話すと、こちらまで緊張してしまいますよね。そういう人の顔は、眉間にシワを寄せていたり、顎が硬そうだったりと、全体的に表情の筋肉が凝り固まっているように見えます。でも、子供のころから表情が硬かったのかというと、そうではなかったはず。では、どうして表情が硬くなってしまうのでしょうか? 私たちの顔は感情をストレートに表現するところです。身体的、精神的なショック、または、感情を押し隠して自身に嘘をついていると、まるで鉄のマスクを被っているかのように、顔が強張って、次第にイキイキとした表情が失われていきます。
感情を隠す癖が眉間にシワを寄せる!?
特に感情を押し隠す人は、眉間にシワを寄せる傾向があるようです。このとき、頭蓋骨のなかでも変化が起こっています。眉間にある篩骨(しこつ)がバランスされず、頭蓋骨の骨運動※に制限が起こり、蝶形骨や脳内の膜運動にも影響を与えています。しかし、感情を押し隠す癖がなくなり、自己表現ができるようになると、篩骨がバランスされ、身体は自然な状態に戻ってきます。
※頭蓋仙骨療法(クラニオセイクラルセラピー)における概念。医学的には頭蓋骨の23 個の骨は縫合が強固のため動かないとされている。
歯ぎしりは我慢しすぎているサイン!?
「歯を食いしばる」「歯がゆい」などの言葉があるように、歯ぎしりは我慢をしすぎているサインです。精神的ストレスにより、顎関節が緊張状態にあります。歯ぎしりの方で寝るときにマウスピースをすることがありますが、顎がより緊張してしまわないように気をつける必要があるでしょう。我慢するのをやめて、ちょっと横柄なくらいにあり方が変わってくると、次第に歯ぎしりはなくなってくることがあります。
(2)顎をゆるめるセルフケア
顎関節は、緩むと身体の半分がゆるむといわれるくらい重要なポイントです。誰でも簡単に顎を緩められるセルフケアをご紹介します。
①両手で耳を軽くつまみます。
②前から後ろに向かって、「J」の字を描くように動かします。耳を引っ張るのではなく、やさしく誘導するようにします。
顔はもちろん、全身に驚きの変革が起こります
カワイイ名前のホントにスゴイやつ
ミッキーのマジックスリーは、人に有用といわれる3 つの周波数(15Hz、324Hz、528Hz)を、循環して発信する装置。痛みや緊張のあるところに当てて使うのも良いですが、全身に波及させたいのであれば、仙骨に当てて使うのがベスト。また、長時間座ることで腰を固めてしまうデスクワークが多い方にもオススメです。
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寺嶋 康浩(てらしま やすひろ)