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プレマ株式会社
お客様コンサルティングセクション
マクロビ業界に30 年以上

(きしえ はるつぐ)

「毎日のお弁当づくりが大変!」なにかいい方法はないですか?

投稿日:

岸江 治次 マクロビオティックアドバイザー お客様コンサルティングセクション マクロビ業界に30年以上の達人

 

矢田 香織
プレマスタッフ
マクロビオティック勉強中。一児の母

矢田 今年から娘が中学生になって、お弁当を毎日つくるのが大変で。今までは3食のうち1食は給食だったので、私はあとの2食をしっかり作ればいい、みたいなところがあったんですが、今は私が3食考えないといけないので、プレッシャーがあるんですよね。でも、気楽にやりたいな~という気持ちもあり……。「これさえ作っておけば大丈夫」みたいなおかずがあればいいんですけど(笑)。
岸江 お弁当はどこのご家庭でも大変ですよね。栄養もだけど、なにを入れたら子どもが喜ぶかとかもあるじゃないですか。とくに最近の日本ではお弁当に凝りがちなんですよね。おかずもたくさん入っていて盛り付けも綺麗みたいな。
矢田 たしかに。欧米だったらパンにハムだけ挟んで持っていくとかですよね。
岸江 そうそう。そもそも、そこまでお昼ご飯1食にこだわる必要はないんですよ。3食きちんと食べないと栄養が足りなくなるという科学的エビデンスはないし、健康法でも空腹が大事といわれたり、なにも食べないことが治療になったりすることもあるので、乱暴な言い方かもしれませんけど、お弁当くらい手抜きしても大丈夫。身体は食べたものでできているけど、細胞は常に入れ替わるし、お弁当も毎日の食事の繰り返しの1回というだけの話。それですべてが決まるわけじゃないですから。
矢田 そう考えると気が楽になりますね。
岸江 お子さんのお弁当だと少し違うかもしれないけど、マクロビオティックの考えでは人間は穀物を食べていれば基本的に栄養は足りているので、お弁当も主食にビタミンを少し足すイメージで野菜を付けるくらいで栄養としては十分。だから、昔よくあった日の丸弁当は理にかなってるんです。梅干しは身体にいいうえにほかのおかずの腐敗を防ぐ役割も担ってくれますしね。
矢田 日の丸弁当! 玄米に梅干しで十分ということか~。でも、彩りも気になるし、やっぱり野菜は入れたいんですよね。
岸江 そうですよね。野菜は旬のものを意識するといいですよ。同じ食材でも旬の時期は栄養価が高いので、効率的に栄養を摂れて、身体がその季節の変化に対応しやすくなります。しかも安くておいしい。「おかずをバリエーション豊富にしないと」だとか、「綺麗に詰めなくちゃ」とかということよりもそっちのほうが大事かなと。
矢田 なるほど! 旬のものを入れておけば大丈夫と思うと、毎日できそうな気がします。私、たまに冷凍食品も使うんですが、やっぱりあまりよくないですか? 自然解凍で食べられて、しかもおいしくて便利で(笑)。
岸江 たしかに最近の冷凍食品はすごいけど、やはり自然じゃないものを使わないとそうならないので、あまりおすすめではないですねぇ。でも、自然なものでもたとえば毒キノコみたいに食べられないものがありますよね。人間はそういうものを口にしてしまっても排毒する機能を持っているので、そういう意味では、冷凍食品も少し頼るくらいは問題ありません。ただ、そればかりとなると、身体が麻痺してしまって体調を崩すこともあるので気をつけたいですね。
矢田 明日からの弁当作り、まずは主食と旬のものを意識するということで、あまり気負わずやっていこうと思います!

- 基本のき - 2025年7月発刊 vol.214

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