えごま油とミントの爽やかな香り、タマリンドの甘酸っぱさが絶妙に重なり合う一皿です。キリッと冷やして、“スピードダウン”したい日の前菜としておすすめです!
<材料> 2〜3人前
・茄子(蒸す)……3本
・にんにく(蒸す)……2片
・大野集落のえごま油……大さじ3
(A)
・萬福精進白だし……大さじ1
・タマリンドチャツネ……小さじ2
・ミントの葉(刻む)……大さじ1
<トッピング>*お好みで
・新生姜(すりおろし)……適量
・ピンクペッパー……少々
・黒こしょう……少々
・実山椒……適量
<つくり方>調理時間:30分
①蒸した茄子を縦に割き、(A)のタレを絡めて冷やしておく。
②皿に茄子と蒸したにんにくを並べ、えごま油をたっぷりかける。
*トッピングはお好みで調整して楽しんでください!
*萬福精進白だしをたっぷり使えば素麺や冷製パスタアレンジも♪
使用食器:森修焼 スクエアプレート ミルキーグレージュ Lサイズ
本来のペースは何処?
宗教家でも霊能者でも思想家でもないのに、生ける聖人のような方のゼロ磁場なお宅を訪ねました。美しく清められた部屋から観える庭の植物たちは喜びに満ちており、日々の生活そのものを愛でていらっしゃるのが伝わってきました。聴けば、本当にインドの聖人の生まれ変わりだそうです。
この日はYouTubeやSNSでは聞けない貴重なお話を伺えたので、その一部を皆様にもシェアさせてください。
人類には、動植物にはある「自然本来のペース」が存在せず、DNAから体が作られる過程で、時には速く、時には遅く作られる可能性があり、なにが「良い進化」なのかわからなくなっているのです。速すぎたらスピードダウンし、遅すぎたら加速するべきなのに。
私たちはとかく「速さ」に流されがちです。人類にだけ自然本来のペースの「基準」がないことこそが、現代文明が末期的な状況にある原因だそう。では、その基準を示すキーワードはなんでしょうか?
それはズバリ「香り」です。「香りには、自然のペースを意識や脳に取り戻す力がある」とのこと。
これって「料理」にも通じると思いませんか? 今月の料理では、少しだけ日常から外れた香りや酸味を使いました。その意外性を感じ取れたとき、自然のペースを意識や脳に取り戻せるかもしれません。
この日の手土産は有機玉ねぎ、にんにく、おぼろ昆布。帰宅後、夫にその話をすると、「そんな凄いお話してもろてお土産それだけ? しかも悪霊退散アイテムやんか! 失礼やわ〜」と突っ込まれ、せっかくいい気分だったのに〜!(笑)