
茹でこぼすのがもったいない! 小豆の力を100%味わえる嬉しい調理法『煎り小豆煮』。便秘解消にも試す価値あり!
<材料> NEOZYU一段分(W14.5×D14.5×H6.5cm)
・あるがまま小豆……100g
・浄水……300cc
・昆布……切手大1枚
・白米……1合
・自然塩……ひとつまみ
<つくり方> 調理時間:約45分
①小豆をサッと洗い、ザルにあげて10分ほどおく。
(表面の水気が軽く取れると、煎るときに香りが立ちます)
②直径18cmほどの小鍋に小豆を入れ、中火よりやや弱火で5~6分焦げないように混ぜながら、ほんのり濃い色になり、粒が少し締まってくるまでじっくり煎る。
③小鍋に浄水と昆布を加えて中火にかける。沸騰したら蓋をして弱火にし、水分がほぼなくなるまで約25分コトコト煮る。
④洗った白米を通常の水加減にし、③の煮小豆をお好み量加える。自然塩をひとつまみ入れ、白米と同じように炊飯してできあがり。
※余った煮小豆は、味噌汁・カレー・サラダ に加えても相性抜群。どんな料理にもなじみます。
使用食器:森修焼 NEOZYU ミルキーホワイト
微生物とせっちん
畑のなかでは、見えない微生物の世界が拡がっている。微生物たちは土を創り、根と対話し、やがて見える世界――野菜――を創り出す。だけど、本当に“見えない存在”は、わたしたち人間社会にも在る。
たとえば、農家さんは、朝から晩まで畑に立ち、自然環境と対話しながら野菜を育てている。その手で作った作物がスーパーに並ぶころには、だれが育てたのか、どんな想いで作られたのか、ほとんど見えなくなってしまう。
そんなことを考えていた日の朝、コメダ珈琲で隣に座ったおじいちゃんが、「空が青いね」とつぶやいた。たわいもない会話を交わしたあと、「せっちんに行ってきます」と席を立った。
戻ると、まるでスイッチが入ったかのように語りはじめた。「学びたいことだけ学べばええよ。可愛い響きのものを選ぶんだ。たとえば「せっちん」。トイレや便所じゃない、“せっちん”って響きがいいやろ?
そこから学ぶと、日本の品格が見えてくるんや」
そして、いたずらっぽく笑ってこう言った。「せっちんて漢字でどう書くか知ってるか? “雪隠”と書くんやで。ええやろ?」
せっちん――それは禅寺から広まった言葉。
排泄もまた、清めと再生の儀式。せっちんがあったころの社会は、どんな風景だったんだろ。
確かなのは生産者さんとただの消費者ではないだろうということ。またおじいちゃん(米田さん)に会いたくて、久しぶりにコメダに立ち寄った。
「あら、雪隠のお姉さんじゃないの。元気だった? せっちんを知るには東福寺だよー。人生、学び続けないとね。また声かけて。死ぬかもしれんけど~アハハ笑」
――米田さん恐らく80代後半。
またモーニングに行く理由が、ひとつ増えてしまった。
