先月、1ヶ月間に及ぶ京都での研修を終えました。プレマルシェ・ジェラテリア京都本店でのジェラートの製造と接客、プレマルシェ・ピッツェリア&オルタナティブ・ジャンクでのバーガーの調理、通販の物流センターの見学など、頭の心も体もフル回転の毎日でした。休みの日には、京都観光やヴィーガン、オーガニックレストランを巡り、慣れない土地で心寂しく不安になるときもありました。
プレマルシェのジェラートは、おいしいだけではなく、身体や心にも優しく届き、食べる誰もが笑顔になれるように願いを込めてレシピ設計されています。製造ラボでは、レシピに忠実に計量し、下準備を真剣におこなうだけでなく、作り手の気持ちも大切にしていて、笑顔を絶やさずジェラートを作っていたのが印象的でした。
プレマルシェのジェラートの素材はどれもこだわりの逸品ばかりです。その素材が見いだされたであろう商品開発会議にも参加するチャンスがありました。生産者や製造者など作り手の想いをしっかり受け止め、お客様の視点で「誰かのためになる」「誰かの助けになる」こと、そして、なによりも「面白い!」という第5感、第6感ともいえる感覚を軸に、今と未来を見据えて会議が進んでいきました。その感覚には参加者それぞれの裏づけがあり、それを参加者全員が知性と経験と研ぎ澄まされた体感を使い多方面から検証しているようでした。なによりもみんな楽しそうで、ただ居ることしかできなかった私もエキサイティングして意欲が沸き上がり、モチベーションがあがっていました。それぞれの感覚を分かちあって商品を作っていく姿勢が多くのお客様が弊社を信頼し買い物を続けてくれている理由の一つなのかもしれません。
研修が終わり中目黒駅前店でショーケースに並んだジェラートを見ていると、今まで知らなかった作り手を想像して、とても豊かな気持ちになるようになりました。お客様にジェラートをお届けする最終ランナーとしての責任と喜び、やりがいを改めて感じています。
私はプレマルシェ・ジェラテリア中目黒駅前店の店長だけでなく、プレマルシェ・スタジオ中目黒でメイクアップの仕事もしています。過去に開催した「自分を慈しむメイクアップ」講座の定期開催が決まりそうです。
メイクアップも理論と経験とセンス(感覚)の世界。商品開発会議で目の当たりにした知性と経験と感覚を活用して、まず私が楽しむ姿勢をアウトプットして、お客様とスタッフと一緒にいろんな感動を分かち合う時間を共有していきたいです。
プレマルシェ・ジェラテリア
中目黒駅前店 店長
メイクアップアーティスト
小林 由佳(こばやし ゆか)
『人生とは感動すること』という大先輩のお言葉を胸に、美容と食、音楽、そして、友人たちとの時間で心を動かす毎日。最近サボっているランニングも、秋には再開予定です(ここに誓います!)