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Mie's マクロビ通信

【Vol.56】嬉しい御報告

投稿日:

 4月からエネルギーの新しい循環が始まっています。環境が変化し、ちょうど5月のこの時期は緊張がほぐれ疲れを感じるようになりやすい時です。

 5月のテーマはリラックス&リフレッシュ。新鮮な緑のお野菜をたっぷりと食べてカラダもココロも解放してあげるといい時です。旬のお野菜のアスパラガスや山菜を毎日のお食事の中に少しずつ入れる事をオススメします。玄米も少し食べにくく感じたりした時は押し麦を2割加えて炊いてみるとか、茹でると食べやすくなりますよ。季節のエネルギーをとりいれてあげるとカラダも細胞も本当に喜びます。自然治癒力もたかまるのでぜひ試してみてください。

 さて、最近あった嬉しい出来事をお話しさせてください。この4月に表参道のサロンをオープンさせて丸2年がたちました。ずっと一緒にサロンを育ててくれたスタッフがめでたく入籍をしたのです。3年前。スーツケースをからからとひいて新宿のカフェオープンのスタッフとして大阪から来てくれた彼女。「美恵先生と一緒なら」とそれが彼女の口癖でした。

 1年足らずでスポンサーの意向でカフェを閉める事になり表参道にサロンを開く事になった時も「美恵先生と一緒なら」とついてきてくれました。一緒にスタートしたスタッフが色々な事情でやめていっても彼女はずっと一緒に歩んできてくれました。そんな彼女は、サロンと沢山の人がご縁を結びますようにと、沢山の人に食べてもらえますようにと、玄米のおむすびを毎日結んではいろんな人に配っていました。

 そして、素敵な素敵なパートナーと出会い1年。その出会った日を入籍の日に選んで見事にゴールインしたのです。私も今年で51歳。沢山のスタッフを見送りましたが今回は娘を嫁にやる時に味わうような「幸せになって欲しい気持」と「ちょっぴり寂しい気持」とそんな複雑な感情を体感しました。そんな彼女が「結婚を否定していて、一人で生きるためにずっと勉強をしていた私がマクロビオティックとであって結婚したいと思えた事が嬉しくて。そして、何かをあきらめないで続ける事が結果を作るんだという事を実感しています。ずっと続けてきたから、こんなに素敵な結果を手に入れる事が出来たんだと思います。そしてずっと続けて来れたのはこの環境とこの食べ物のおかげです」とそんな嬉しいコメントをくれました。そして「明日からもまた玄米のおむすびを結びます」って。

 おむすびってすてきな響きです。「命を結ぶ」「人と人を結ぶ」「自然界と人を結ぶ」もしも、たくさんお料理がある中で何か一つだけ選ぶとしたら、私はやっぱり玄米のおむすびを選ぶとそう思います。

 マクロビオティックを始めた頃、一番食べて欲しいのが美味しい玄米と思ったから、美味しく玄米が炊けるのにはどんな工夫がいいのかを考えました。そして出来るだけ食べて欲しいからどこに行くのにも玄米のおむすびをお土産に持って行きました。それが一番玄米を食べてもらういい方法と思ったから。サロンに来て頂いたお客様には必ず玄米のおむすびをお茶菓子代わりに食べて頂きます。食べて頂いたらきっと何かが伝わると思うから。

 彼女はそんな私の意思を継いでおむすびを毎日結び続けてくれました。そして、今年は新しく入ったスタッフもその意思を受け継いで毎日おむすびを結んでは皆様に食べて頂けるよう配ってくれています。そして通ってくださる皆様も「お友達のところにいく時におむすびをもっていきます」とその輪が広がってきました。ずっと続けていく事。その事がかならず何かの結果に繋がっていくとそう思っています。

 最近、ものすごく早いスピードで変化していくこの世の中で変わらないものの存在が大切なように思っています。例えば伊勢神宮のように。残される意味のある物はきっと守られ、変わらずにあり続ける事が出来るのでしょう。そして、変わらない中でバランスをとるために、人が変わったり場所が変わったり現象の中では変化していくのかもしれません。

 私の中ではやっぱりおむすびはソウルフードでマクロビオティックを伝える食べ物だと思っています。

 スタッフの結婚を機に私も原点に返っておむすびを結んで多くの人に食べてもらえるように配ってみようと思っています。皆様も何か自分にとって大切な事を続けてみてはいかがでしょうか?継続の力を応援してくれる一番の食べ物はやっぱり玄米です。

中 美恵

おうちに届く「魔女のお料理教室」
1週間に4つ、自然のリズムに合わせたレシピがお家に届きます。自然のリズムや恵みの力を体感し、細胞が自然治癒力を高めると自動スイッチが入ったみたいにカラダもココロも変化していきます。
※お問い合わせは「Mie’s Recipe
クッキングサロンまで(03-3408-0962)

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蓬のチャーハン

ハーブ界の女王の蓬は、飲んでよし、付けてよし、浸かってよし、嗅いでよし、燃やしてよしの5 拍子揃った薬草です。小腸繊毛の奥に蓄積したものを取り除く働きがあるので、小腸の大掃除に大活躍。

材料

蓬( よもぎ):50g
玉ねぎ大きめのみじん切り:1/2 カップ
木綿豆腐:1/2 丁
お味噌:小さじ1~
天然塩:ひとつまみ
ごま油:適宜
茹でた玄米:適宜

作り方
(1)玄米はたっぷりのお湯で30分茹でておきます。
(2)蓬は葉の部分だけを使うように下処理をします。 たっぷりのお湯にお塩を入れて10分ぐらい茹でて 絞って細かく刻んでおきます。 クツクツの火加減でしっかりと茹でるのがポイントです。
(3)フライパンにゴマ油を入れて玉ねぎを炒めます。
(4)玉ねぎ全体に油が回った感じになったら、 お豆腐を手でつぶして入れます。全体が混ざるように、 お豆腐の水分がなくなるまで炒めます。
(5)刻んだ春菊を加えて炒めます。
(6)お味噌を加えて混ぜながら炒めます。
(7)茹でた玄米を加えて混ぜ合わせ、味見をして、 お塩でおいしい味加減にして出来上がりです。

中美恵

中美恵(なか
みえ)氏
KII認定
マクロビクッキングスクール校長
東京南青山プライベートサロン
Mie’s Room 主宰
1997年に、KII認定マクロビオティックカウンセラー・中広行氏と出会い、料理法や理論を学び始める。
2000年「おいしく、楽しく」をテーマにした「マクロビクッキングスクール」を大阪に開校し、全国に展開。現在は料理に留まらず、マクロビオティックに出会うことで多くの可能性を手に入れた自身の経験を活かし、「年を重ねるごとにキラメキを増す」「今の時代に望まれる素敵な女性」をテーマに、多彩な場面で活躍中。
中美恵公式サイト https://miesrecipe.jimdo.com/
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- Mie's マクロビ通信 - 2012年5月発刊 Vol.56

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