【Vol.80】未来を恐れないこと

“時間”はおもしろい
　この原稿に目を止めて下さり、ありがとうございます。「らくなちゅらる5月号」をお届けする頃には、もうだいぶ暖かくなっているのでしょうね。7月に出産を控えた私のお腹も、ますます大きくなっているのだと思います。
　時間の移り変わりは本当に“不思議”といいますか、すごいな～と実感する今日この頃です。一ヶ月前には想像もしていなかったことが今起きていたり、今、何か問題を抱えていたとしても、一ヶ月後には自然と解決していたり。人生はその繰り返しで、今まで色々あったけれど何とかやってきたわけです。だから、これから何が起ころうとも大丈夫なのだと頭では分かりつつも、そう思えるのは物事を振り返った時で、今現在のことや、これから起こるであろうことにはどうしても不安になったり怖くなったりしてしまう。それが正直なところかなと感じています。

「愛」から生きるか「恐れ」から生きるか
　ところで、最近しきりに耳にするキーワードがあります。それは「二極化」。これからの世の中は、この「二極化」が急激に進むそうです。
　その二極化の根本原因は、「愛」から生きるか「恐れ」から生きるかの違いです。「愛」をベースに生きている人は、自分の魂の役割を知っていて、その役割を丁寧に淡々と全うしようとします。その在り方はとても軽快で明るく、人と人とを比較しません。「愛」をベースに生きている人は「愛」をベースに生きている人とものすごい勢いで繋がっていくので、自然と仕事もプライベートも充実し、輝いていきます。
　一方、「恐れ」をベースに生きている人は、常に人と人とを比較し、競争の世界で生きています。常に不安なので心も身体も重みがあり、自分を守る為に相手を攻撃するような言動を見せることもあります。権力に支配され、お金に支配され、自分の本来の役割でない世界で生きている人が多いように見えます。
　この二極化は昨年から始まっていたようですが、2014年の今年さらに明確になり、今現在、「二極化の極み」を迎えているようです。

“月のテンポ”で「愛」をベースにした生き方を
　かつては私も、「比較と競争」の世界に生きていました。常に不安で常に何かを恐れていたように思います。
　それが“月のテンポ”と出逢い、私の発する周波数が変わったのです。常に穏やかで、中心が定まる感覚。そして次第に自分の魂の役割に気づくようになり、そうすると自然に最愛のパートナーと出逢い、家族との絆が深まり、次のステップへと進むことができたのです。今では、その時その時に最適のご縁が向こうからやってきてくれます。まさに“ツイテル”人生の始まりです。
　この先、何が起こるかは分かりません。大変なこともきっとあるでしょう。でも、今の私ならば大丈夫。みんながいるから大丈夫。そう自信を持って言えるのです。私は、特別な人でも何でもありません。自分がどの世界を選択するか。ただそれだけです。あなたは、「愛」をベースに生きますか？　「恐れ」をベースに生きますか？

片岡　由季

片岡由季氏
武蔵野短期大学にて国際教養学科および秘書コースに在籍。
その後、玉川大学英米文学科に編入。
前職はNPO法人日本ケアフィットサービス協会にて「サービス介助士」の育成に携わり、全国の企業研修を担当。
2010年4月より父である片岡慎介氏の後を継ぎ有限会社ビュージックの代表取締役となる。
現在は、断食道場やサロンなどで「月のお話会」を行い、「なりたい自分」「輝く自分」になる為の月のテンポ活用法をお伝えしている。